永井路子さんが97歳で亡くなったことを知りました。
歴史小説を書く女性の作家として、注目していた時がありました。
さて、私は、永井路子さんのどの本を読んで興味を持ったのだったか・・・と
記憶をたどると、『朱なる十字架』を思い出しました。
細川ガラシャのことを書いたものです。
明智光秀の娘で、細川忠興の妻となるも、父が逆賊と呼ばれ、夫は彼女を幽閉したかに見える。
そこで、禁制であったキリスト教に救いを求めたガラシャの人生。
その後、三浦綾子さんの『細川ガラシャ夫人』を読みました。
なぜか、この本のほうが、私の気持ちには近かったような。
ちなみに、「ガラシャ」とは、恩恵、恵みという意味。
永井路子さんは、『炎環』で、直木賞を受賞されているが、読んでいません。
鎌倉幕府のことを書き、大河ドラマ「草燃える」の原作の一つとなった。
永井路子さんの歴史観、、、はて、どんなんだったのか?
今となっては、読む気力が。。。。。ありません。(歳のせいでしょうか)