今日、「こころの時代」の宮澤賢治さんの番組を録画したあと、
偶然この「カールさんとティーナさんの古民家村だより 9」がテレビから流れました。
この番組のことは、全く知りませんでした。
新潟の十日町に古民家を再生した村がある。
建築デザイン家のカールさんは、ドイツ人。
生まれる2か月まえに、お父さんは戦死。
東ドイツから、川を渡って秘かに西ドイツへ逃げたという。
父親の遺品に日本のものがあったという。
空手を習い、日本に親しむようになる。
私が驚いたのは、空手道場の後輩が、ドイツで、日本の鎧兜や、刀の鍔(つば)などを集め
「サムライミュージアム」を造った。
その中には、カールさんが依頼されて手がけた、能舞台があるのでした。。。
いつかそこで能楽の上演される日も来ることでしょう。
日本文化を愛してくださる外国の人。
カールさんは、日本の古民家をドイツに移築した。
その柱は、本物の黒檀なのですよと、愛おしそうに黒い柱を撫でるカールさん。
日本とドイツの懸け橋になった人は、たくさんおられると思います。
カールさんも、その一人です。
パイプオルガンの音 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
どこの教会かわかりませんが、パイプオルガンの響く教会のようです。