1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

「長沢芦雪  奇は新たなり」

2011-06-05 21:45:34 | 美術館
今日は、ミホミュージアムで開かれている








長沢芦雪の展覧会、「長沢芦雪 奇は新たなり」に行ってきました。先週、先々週と日曜日は二週連続雨。気がつけば、最終日になっていました。午前中は予定があったので、昼から大急ぎで会場へ。



芦雪は、ぼくの大好きな画家の一人です。



一枚一枚の絵から、新しい表現を求め格闘した芦雪の姿がよく伝わってきました。




今日、一番美しいと思ったのはこの作品。「富士越鶴図」。なんとなくユーモラスな鶴の表情がとても印象的でした。



芦雪の書く、子犬や子どもたちや動物は、とてもやさしくて、幸せそうな目をしています。今日、初めて知ったのだけれど、芦雪は、長男と長女をともに2歳で亡くしているのですね。芦雪の心の悲しみが、子どもたちの目に表れているのかもしれないと思いました。絵を売って稼いだ金で、一晩中酒を飲み続けたと紹介されていたけれど・・・酒も飲みたくなるだろう。


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