徳之島の小学校の4年生から届いた応援メッセージに対するお礼の絵葉書を昨日投函した。10年以上前に八重山郵便局で買った50円切手が印刷されている当時1枚あたり70円もした絵葉書が残っていたので、この絵葉書を使用した。この絵葉書は、何のために買ったのかというと、いつも気にかけてくれたふるさとの伯母に近況の一言でも書こうとしたと記憶している。その矢先に、その伯母が脳卒中で急死したので、この絵葉書は使用しないまま残っていた。沖縄の赤瓦とデェイゴの花が描かれた美しい絵葉書であるが、10年以上たっているのでやや黄ばんでいた。
10年以上の歳月。葉書用切手は、50円から52円に、今月からは、52円から62円に大幅に値上げされている。このまま、この絵葉書を投函することはできなくなっていた。12円切手というものはなさそうだし、10円切手と2円切手を貼ると、ごてごてし、古い絵葉書だと馬鹿にもされそうだし、仕方なく50円切手と印刷されたその上に62円切手を貼って投函した。1枚の葉書に142円も使ったことになり、おばかである。
そんな事情を秘めた絵葉書は、ポストから八重山郵便局へ、八重山郵便局から飛行機で那覇の郵便局へ、那覇の郵便局からたぶん鹿児島行きの船に乗せられ、北上し、徳之島の亀徳郵便局へ、そこから小学生のいる北部の小さな分校に旅するのだろう。はたして、いつ届くのかな。
今朝は、梅雨のもどりで、雲が多く、未明には20.7日の月が雲のベールに輝いている。ロードバイクのタイヤをはじめて交換できたので、うまく走ってくれるか、試走したいところだが、路面がぬれているので、今日はやめておこう。まともな練習もしないまま、あと一週間で、オイラも絵葉書の後を追って徳之島に旅立つ。
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