かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

松本マラソンと秋の北アルプス

2018-03-08 05:47:00 | 日記

夕方、少し晴れ間があるので、ベランダに出て南の空を見やると、カノープスが張り切って光り輝いている。全天でシリウスについで二番目に明るい恒星ということだが、今、ここ石垣島の北緯は24度、南の水平線から10度以上(握りこぶし二つを重ねた高さ以上)の高さに悠然と輝いているのだ。

カノープスの日本での北限は37度ということで、東北の仙台は北緯38度なので、平地では拝むことができない。緯度が1度下がるたびに1度程度上に見えてくるということなので、石垣島では14度ぐらいの高さまで上がる計算なのだ。

古来より見えると長生きできるという「南極老人星」=七福神の「福禄寿」にたとえられているありがたさは、たぶんに北緯30度圏内に暮らすヒトビトの気持ちなのだろうが、こうもこの季節のこの時間帯に簡単にお目にかかれる石垣島ではご利益薄いということなのかもしれないが、それでも低空のためキラキラ輝くマイナス0.7等星を仰ぐと、「生きよう」という気持ちにさせてくれる、オイラにとって寿の星なのだ。

那覇のTさんたちからのお誘いで、9月30日に長野県松本で開催される「松本マラソン」にエントリーした。Tさんの仲間たちはアラカン世代であるのだが、皆さん元気で、マラソンは今も4時間台で完走できる能力の持ち主なのだが、その元気が有り余って、マラソンにあわせて前々日に北アルプスの涸沢を訪ね、始まりだした紅葉を満喫したいとのことだった。欲張りすぎる計画なのだが、そのような計画が「嫌いではない」ので、その計画に乗った。

Tさんたちとは異なり、暇だけはあるので、マラソンのあとさらに1週間の休暇を取って、北アルプスに再び登って、錦秋の秋を楽しもうというひそかな計画を立てている。重い三脚を担いで、北アルプスに降り注ぐ星空も撮影しようかとのロマンも抱いている。その節は、何が見えているのだろう、秋の星座で。

 

https://www.matsumoto-marathon.jp/about

 

 

 

 

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