以前ここで「滋賀県立近代美術館」のジュニアセルフガイドに触れたが、
私がこのセルフガイドを参考に(というか真似して)学校で実施した美術鑑賞会
もう来年の春にリタイアなので少しずつ過去のやってきたこともアップしていこうと思った。
失敗も含めて。(失敗だらけだけど)
昨日から出勤。職場のファイルを探ると出てきました。
いつも年度替わりには自分のやったことがどうにも中途半端であまりにひどくて色々な資料を残しておくことが恥ずかしくて
たいがいの資料はうっちゃってきたが、この20年前にやったワークシートは奇跡的に意識的に残してあった。
題からしてこっぱずかしいがでもかなり気合を入れて作った。
途中切り貼りもしてるが、Wordを駆使してカットなんかも入れている。
今から思えば、美術展に展示されている作品なんか何もしかけがなければ(例えば好きな作品を一つだけ選びなさいとかでも)子供たちはささっ―と観て終わりである。
そこにどんな仕掛けをしてじっくり観せるか。どの作品の前で立ち止まらるか。結構真剣に考えた。
あんまり作品に関する専門的な知識もなかったからよかったような気がする。(今でもないけど)
ネットで調べてみたら、大阪中之島美術館準備室、その当時は大阪市立近代美術館(仮称)となっていて色々な会場でかなり頻繁に所蔵品展が行われていた。
詳しくはこのサイトで
<a href="https://nakka-art.jp/exhibition-post-past/2000-2004/" >2000-2004 | 大阪中之島美術館
この展覧会は佐伯祐三の作品が中心のコレクション展だった(佐伯祐三は大阪市出身)のと展示されている作品が美術の教科書的なところがよかったのとATCは遠かったけれど、この時の学校は駅のすぐそばだったので良かった。
会場も割と広々とした、学年(たぶん2年生を連れて行ったと思う)3クラスをグループごとに鑑賞させるには時期も最適だった。
ワークシートの表紙に書いてある言葉
「ワークシートは、作品の見かたをクイズをときながらおぼえてゆく、楽しい問題集です。
美術館には、たくさんの作品があります。その中からまず、ワークシートにのっている問題の作品を、さがし出してください。
それから、問題を読み、作品をよく見て、よく考えてください。
ほかの人とそうだんしてもいいけれど、自分の思ったとおりの答えを書いてくださいね。正解は、学校へ帰ってから渡します。
でも、正しい答えはこれひとつだけ、とはかぎりません。美術作品の見かたや、感じかたは、人によって少しずつちがいます。
ですから渡された答えは、あなただけの答えを見つけ出すための、ヒントだと思ってください。あなただけの見かたや感じかた
を、あなたはみつけることができるかな?
さあ、はじめよう。」
これは当然、私が一から考えた言葉ではなく、まさに滋賀県立近代美術館のジュニアセルフガイドからほぼそのままの文章です。
このジュニアセルフガイドを真似て色々と設問や解説を考えた。
作品をじっくり観るしかけとしてクイズを一部分設定するのは今の他のジュニアセルフガイドにもよくあります。
私がこの時、作ったワークシートはクイズが多く、観て具体的に答えられるようにして、考えて自由に書く部分は少ないですね。
この時はワンセクション10分で回らせたので時間がなかったのと、「自由に感じて鑑賞する。」という観点が私に欠けていたせいだと
思います。
学年の先生にも協力してもらい、コレクション展じたいが良かったのでまあ、何とか形にはなりました。
この大阪市立近代美術館(仮称)もかつての出光美術館の場所を借り、建設が頓挫してしまうかと思いきや
やっと中之島に誕生します。
感無量です。
私がこのセルフガイドを参考に(というか真似して)学校で実施した美術鑑賞会
もう来年の春にリタイアなので少しずつ過去のやってきたこともアップしていこうと思った。
失敗も含めて。(失敗だらけだけど)
昨日から出勤。職場のファイルを探ると出てきました。
いつも年度替わりには自分のやったことがどうにも中途半端であまりにひどくて色々な資料を残しておくことが恥ずかしくて
たいがいの資料はうっちゃってきたが、この20年前にやったワークシートは奇跡的に意識的に残してあった。
題からしてこっぱずかしいがでもかなり気合を入れて作った。
途中切り貼りもしてるが、Wordを駆使してカットなんかも入れている。
今から思えば、美術展に展示されている作品なんか何もしかけがなければ(例えば好きな作品を一つだけ選びなさいとかでも)子供たちはささっ―と観て終わりである。
そこにどんな仕掛けをしてじっくり観せるか。どの作品の前で立ち止まらるか。結構真剣に考えた。
あんまり作品に関する専門的な知識もなかったからよかったような気がする。(今でもないけど)
ネットで調べてみたら、大阪中之島美術館準備室、その当時は大阪市立近代美術館(仮称)となっていて色々な会場でかなり頻繁に所蔵品展が行われていた。
詳しくはこのサイトで
<a href="https://nakka-art.jp/exhibition-post-past/2000-2004/" >2000-2004 | 大阪中之島美術館
この展覧会は佐伯祐三の作品が中心のコレクション展だった(佐伯祐三は大阪市出身)のと展示されている作品が美術の教科書的なところがよかったのとATCは遠かったけれど、この時の学校は駅のすぐそばだったので良かった。
会場も割と広々とした、学年(たぶん2年生を連れて行ったと思う)3クラスをグループごとに鑑賞させるには時期も最適だった。
ワークシートの表紙に書いてある言葉
「ワークシートは、作品の見かたをクイズをときながらおぼえてゆく、楽しい問題集です。
美術館には、たくさんの作品があります。その中からまず、ワークシートにのっている問題の作品を、さがし出してください。
それから、問題を読み、作品をよく見て、よく考えてください。
ほかの人とそうだんしてもいいけれど、自分の思ったとおりの答えを書いてくださいね。正解は、学校へ帰ってから渡します。
でも、正しい答えはこれひとつだけ、とはかぎりません。美術作品の見かたや、感じかたは、人によって少しずつちがいます。
ですから渡された答えは、あなただけの答えを見つけ出すための、ヒントだと思ってください。あなただけの見かたや感じかた
を、あなたはみつけることができるかな?
さあ、はじめよう。」
これは当然、私が一から考えた言葉ではなく、まさに滋賀県立近代美術館のジュニアセルフガイドからほぼそのままの文章です。
このジュニアセルフガイドを真似て色々と設問や解説を考えた。
作品をじっくり観るしかけとしてクイズを一部分設定するのは今の他のジュニアセルフガイドにもよくあります。
私がこの時、作ったワークシートはクイズが多く、観て具体的に答えられるようにして、考えて自由に書く部分は少ないですね。
この時はワンセクション10分で回らせたので時間がなかったのと、「自由に感じて鑑賞する。」という観点が私に欠けていたせいだと
思います。
学年の先生にも協力してもらい、コレクション展じたいが良かったのでまあ、何とか形にはなりました。
この大阪市立近代美術館(仮称)もかつての出光美術館の場所を借り、建設が頓挫してしまうかと思いきや
やっと中之島に誕生します。
感無量です。