☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

愛宕山 (愛宕神社)

2012-12-19 17:13:41 | 京都北山・その他
水尾分れから清滝の参道ルートに合流し、黒門をくぐって愛宕神社の神域へ…♪

社務所を過ぎると、傾斜のキツイ長い石段です!

青銅鳥居まで一気に登り…(´Д`)ゼイゼイ


本殿前の青銅鳥居の左右の柱には【神使の猪の浮き彫り】が施されています♪




《この猪を舐めると、たちどころに足の疲れが癒される!》というらしいのですが…

誰も見向きもせずに通り過ぎて行きます!!

参拝者の皆さんが列を作って舐めている~w(°O°)w
な~んて事は、もちろんございません(≧▼≦)


本社前の青銅鳥居をくぐると、傍らに石柵で囲って注連縄が張られた《役行者が置いたと伝えられる礼拝石(亀石)》があります☆彡

(あえて写真は撮らず…)


本社前の石を《上の亀石》鳥居本にある石を《下の亀石》と呼んでいますが…

下の亀石と同様に、何の為に置かれたのかは分からないそうです(^^;

下の亀石と地中で繋がっているともいう…らしい(・・)ホンマ?


また、地元の方のお話では、愛宕神社への参拝は急坂が続いて苦しいので《亀のようにゆっくり着実に登りなさい!》という意味合いもあるとか…φ(.. )ナルホド


本社のある最後の石段を上るとやっと愛宕神社に到着ヽ(´▽`)/ツイタ~♪





■愛宕神社

全国各地に約900社ある愛宕神社の総本社です(^^)

山城・丹波国境の愛宕山(標高924m)山頂に鎮座しています。


大宝年間(701-704年)に修験道の祖とされる役小角(役行者)と、白山の開祖として知られる泰澄によって神廟が建立されたのが創建といわれています☆彡


■御祭神

◆本殿
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
埴山姫神(はにやまひめのみこと)
天熊人命(あめのくまひとのみこと)
稚産霊神(わくむすびのかみ)
豊受姫命(とようけびめのみこと)

◆若宮

雷神(いかづちのかみ)
迦遇槌命(かぐつちのみこと)
破无神(かはむしのかみ)
◆奥宮

大黒主命(大国主命)他16柱


江戸時代には勝地院・教学院・大善院・威徳院・福寿院等の社僧の住坊があり、栄えていたとされていたそうで…

古くより比叡山と共に信仰を集め、神仏習合時代は修験道の道場として信仰を集め、9世紀には霊山として七高山の1つに数えられました。

愛宕権現を祀る白雲寺として知られており、その時代 本殿には愛宕大権現の本地仏である勝軍地蔵が、奥の院(現 若宮)に、愛宕山の天狗の太郎坊も祀られていたそうですφ(.. )メモメモ

その後、明治の神仏分離により白雲寺は廃絶されて愛宕神社になると同時に、勝軍地蔵は京都市西京区大原野の金蔵寺に移されました。


本殿にお詣りしてから左奥にある若宮へ♪

若宮に参ってから、その奥にある奥宮へもお詣りします(^人^)

若宮の拝殿の真裏を見ると…
青銅で作られた鬼の顔が置かれていました(・・?)




方角は北?それとも北東の鬼門だから鬼なんでしょうか…?

お賽銭箱が置かれていたので、ここでもお詣り~(^人^)


愛宕神社でお詣りを済ませた後は、上がってきた階段を下ります…




上から見てもかなり急な階段です(^^;

心臓破りの石段を下ると左側に月輪寺や竜ヶ岳方面の道があるので、その脇にある休憩所で一息♪


今日の山ごはんは簡単に関西風どん兵衛(袋入り)に溶き玉子を入れて、吉野葛でとろみをつけて【トロ玉あんかけうどん♪】にしようかなぁ~と(^m^)

でも愛宕神社境内は神域なので火気厳禁!!

朝ごはんもしっかり食べたので、お昼前でもお腹は空かず…

軽くワッフルで栄養補給だけしました(●^ー^●)


休憩所の外で食後の一服(^ .^)y-~~~

ふと見ると愛宕山の標示が~♪




愛宕山は過去に3回登っていますが、未だに三角点は見つけられず…(^^;

付近を見てもそれらしき物は無いので、今回も諦めて竜ヶ岳へ出発します(^O^)/



竜ヶ岳につづく♪

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