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生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

NHKラジオイタリア語講座応用編 「Un passo avanti! ~今さら聞けない文法のフシギ」

2016-02-03 22:25:25 | より良く歌うために
 NHKラジオ語学講座を聞き始めて3年めに突入しています。イタリア語、フランス語、ロシア語にドイツ語の4ヶ国語を聞いています。毎日15分づつで半年で完結する講座となっています。これまで様々な講座を聞いてきましたが、中でも今回はじめて聞いているイタリア語の応用編、「Un passo avanti! ~今さら聞けない文法のフシギ」が中でもスグレモノで、ただ聞いているだけでも結構文法の要点が頭に入ってきます。何れも女性の日本人MCが作ったイタリア語の文章をイタリア人女性が添削する形で進んで行きます。今日聞いたのは1月29日放送分ですが、形容詞の位置に関する話題でした。「questo e il mio vecchio amico」とイタリア人の友人に紹介された相手が、vecchio というからには年配の人かと思っていたら若かった、この文章のvecchioの意味あるいは使い方を教えて欲しいというテーマでした。

 「questo e il mio vecchio amico」と「questo e il mio amico vecchio」と、両方の表現があり得るそうで、amicoの前に置くか後ろに置くかでvecchioの意味が若干変わるそうです。vecchioと言えばラ・ボエームの中のアリア「古い該当」がすぐ思い浮かぶので古い=年寄りであることが判ります。「il amico vecchio」だと友達が年を取っているということで、年配の友人という意味になるそうですが、「il vecchio amico」とamicoの前にvecchioが位置すると年配のという意味ではなく、古くからの=以前からのという意味になるそうです。

 15分をかけてこのことだけを理解できたのかと言われると、確かに内容的に薄いようにも思いますが、通勤電車の中で聞いている中では、現在放送されているイタリア語応用編は分かりやすく印象に残る講座だと思っています。これまでイタリア語の歌曲を多く歌って来たこともあって基礎編を含めてイタリア語講座は割りと印象に残ります。その次が第二外国語として大学時代にそれなりに学んだ経験が生きているのかドイツ語ですね。フランス語講座はフランス語の発音が独特なこともあり、きちんと聞こうと思うとかなりの集中力を要求されます。ロシア語はそもそも文字の体系が異なるのでテキストを見ずにラジオで音声を聞くだけではなかなか音と言葉(文字)が一致しないので、理解が進みません。それでもとにかく聞き続けていれば頻出語彙は耳に残ってきますし意味も頭に入ってきます。やはり継続は力なりですね。生きている限りとは言わないまでも歌い続ける限りはNHKラジオ語学講座を聞き続けて行きたいと思っています。
 

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