![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a0/6aab26ffe644e4aa70e0b236d4006ff0.jpg)
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これはサルビア・リパラと言う品種。
3年前にサルビア愛好家から頂いた貴重な品種。
で、昨年度に出荷すべく繁殖したのだが、草姿がワイルド過ぎて「商品」としては
流通させにくいと判断してお蔵入りした経緯がある。
どれくらいワイルドかと言うと厳寒期にほとんど展開しなかった株が
3月に入るくらいからグングンとわき芽を伸ばし始めてあっという間に50センチぐらいの草丈になり
しかも株は直立せず右に左に「ぐらんぐらん」揺れて「酔っ払い」のよう・・。
これでは店頭に置かれても株同士が絡み合い収まりがつかず、手にもとって頂けなさそうな様相になり
厳寒期でも戸外で楽に越冬するパフォーマンスすら伝わらない事になりかねないと判断したのだった。
ところが「種の保存」的な意味で3株だけ残して後は処分したのだったが
昨年末に3株だけでは不安なので挿し木で繁殖してあった株が何故か草姿がまとまり綺麗なのだ^^
しかも付いてくれた花の数も多くて小花ながらも存在をアピールしているのだ。
3年前とは環境が無加温パイプハウスと加温ガラス温室との違いがあるのがそのヒントになるのかもしれない。
ともかく来年度の生産リストに載るのは確実になりそうです。