5月8日のブログで書いたnewfaceの新色は在来品種の「オーキッド」から出た事を確認した。
こんな感じ・・・
2株植わっているわけではなくて一本の幹から数本の枝が出てその内の一本が突然変異を起こしてオーキッドではない色を発色しているところ。
アップしてみると・・
こんな感じ^^
枝変わりは花色が違うとパッと見すぐに気が付くけれど、花色ではなくて草姿が違う事もあるので日々の観察が欠かせない。
例えば当園のサルビア・ウリギノーサ(ボックセージ)は従来のものよりも立ち性が強くて株が暴れにくい。10年ほど前に1500株ほどある中で花数が若干少ないものの枝が堅くがっしりとした株を見つけて、それを繁殖してきたもの。まだ他にも同じように従来品種では軟弱だった枝が太く硬い株を昨年見つけた。これは繁殖中なので品種名はしばらくはシークレット(笑)
こんな風に優れた形質の株ならいいのだけれど5年ほど前にサルビア・エレガンス(パイナップルセージ)で非常に花付きのよろしくない株が親株に混ざってしまった事があり、それに気づかずに翌年親株にしたために、その一年を棒に振った事があったっけ(´;ω;`)
やはり親株として残すのは出荷の残り物ではなくて、きちんと選別したものにしないといけないなぁと改めて思ったのです^^