もう何年前になるのか記憶が定かではないが少なくとも２０年以上前に出会った「斑入りガザニア」
明るい黄色の花をさらに際立たせる明るい斑入りの葉に惹かれ、ずっと個人的に楽しんで来ていた。
で、数年前に思い立ちこれを再度世に送り出そうと繁殖を始めやっと今年が本格的な出荷となった。
多少だが繁殖にくせがあり、かなり時期を・・というか季節を選ぶようなので
何度か失敗をしたが、根付いてしまえば他のガザニア同様に溶けて無くなるような事はないので
基本的に安心して育てられる品種だと思う。
その「ガザニア・バリエガータ（斑入り）」だが、良く宿根するのか？と聞かれることがある。
答えは「ＹＥＳ」である！！ガザニア自体は宿根だし、「宿根ガザニア」と呼ばれる品種はなおの事である。
ここ何年も無加温ハウスで冬を越してきたので「宿根性」については自信があったのだが
それは当園での話で他の環境での結果はまだ数量的にも少ないので確認が取れないでいた。
そこで、ふと思い出したのが近所の散髪屋さんの事・・。
実は昨年秋遅くに、このガザニアを植えたプランターを納品させて頂いていた事を思い出し
「現場現物主義」の自分としては、まずは現場を確認する事に・・（２月に散髪に行った時にはちゃんと元気でした）
さすがにずっと戸外で過ごしているので株張りや開花の点では遅れてはいるが
株自体は傷むことなく元気であったのである・・良かった～～～。
これで「宿根するのか？」と言う問いには自信を持って「ＹＥＳ」と答えられると確信したのであります。