昨日の続き・・スリーブのお話

　確かにスリーブは運搬中の傷みを軽減できるのだけれど、これにはマイナスの面もひとつある・・。
普通の状態では葉は真横かやや下に伸びているのだけれど、このスリーブをはめると
葉が上に持ち上げられて「バンザイ」の状態になってしまうのです。

　この状態が二日、三日と続いたあとスリーブが外されると、ポインセチアの葉は今まで「バンザイ」していた分
葉を降ろそうとする力が過剰に働き、普通の草姿以上に葉が下がり、萎れたように見えるくらいになってしまう。
すると、人によっては水が切れたと思い土が乾いていないにも関わらず水分を与えてしまう事がある。
本当ならば土の状態を目で確認して頂ければいいのだが・・。

　これを人に例えてみると・・・ポインセチアとは反対になるけれど、思いっきりバンザイしようとするのを
誰かの力で押さえつけらていて、突然それが解放されたしたら・・・一度やってみるといいけれど・・
腕が自然とジュディ・オングのように（わかるかなぁ？・・・）上がってくるのです！！

　ま、ようするにスリーブは出来るだけ早く外して店頭とか自宅に飾ってほしいと思うのでありました