スローライフガーデンたる由縁

・・・を改めて思い起こさせてくれた人に今朝出会いました。

　それは、いつもお世話になっているガーデンセンターの若い社員・・・多分２５歳前後でしょうか？
注文頂いた宿根サルビアを取りに来てくれた時

「川端さん～！ぼく夕べは奥さんと月見しました～・・・」
「で、ちゃんと三宝にダンゴを載せて・・・黄粉は苦手なのでみたらしにしたんですがね」と・・

　忙しそうにしてるけどキチンと季節の習わしなど、その辺りを押えているなんて感服。
このガーデンセンターのキャッチコピーが「生活栽培」と言うだけあって、それを実践して楽しんでいるなぁと・・。
きっと月見にだけに限らず季節や風習に添った生活をしているんだろうなぁ。

　園芸だけを切り口にしている店とは異なり、生活を豊かに感じる事が出来る
すべてを提案しているガーデンセンターの一端を社員の一言から感じる事が出来た。
聞くところによると、当園によく来られる担当者の方も月見をされたとの事・・・参りました。

　それに、それなりのうんちくも、好きだからこそ調べたらしく
次回の十三夜も「お月見」をしないと「片見月」になって良くないとか言う事を話してくれた。


　スローライフガーデンなどとうたっているわりには、日々の作業に追われ
キチンと日々を味わうように暮らす生活が出来ていなかった事に改めて気付かされた思いがした。