かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答:生徒指導概論B (水) 100519 エリートの条件 前半

2010年05月20日 | Weblog
1. 川島先生が今回この本を対象文献にした理由は何ですか?
  答:皆さんに、いろいろな学校があることを知ってもらいたかったからです。どうしても、教師になっても、自分が経験した学校と実習に行った学校を基本にして考えてしまいがちだからです。

2. 先生はエリートとは何だと考えますか?
3. 先生にとって「エリート」とはどのようなものですか。
4. 先生が考える良き指導者、「トップ」「リーダー」とはどういった存在ですか?
  答:「エリート」とは、リーダーとしての素質、その社会をリードする立場にある人です。それも、自分の利益だけでなく、社会全体の利益のために自分の財産や時間を使って社会のために役立ってくれる人だと思います。

5. 先生の考えるエリート教育とは何ですか?
  答:上で答えたような人を育てることを目標とする教育ですかね。

6. 日本にはエリート養成学校みたいな物はあるんですか?
  答:30年くらい前には、イギリスのパブリックスクールを目指した学校がいくつかありましたが、今では、結局、受験でいい学校に入れないということでほとんど無くなりました。


7. 今徐々に問題になっているネット依存についてどう思いますか。
  答:うーん。私もそうかも。どうしよう。

8. 川島先生は野球派ですか、サッカー派ですか?
  答:どっちだろう。学生時代までは、サッカーはまだ、そんなに盛んで無かったので野球だったけど、今は、サッカー派かなあ。でも、相撲を見るのも好きです。

9. 先生は目玉焼きに何をかける派ですか?私は醤油です。
  答:なるほど、醤油か。私は、パン食が多いので塩胡椒が多いです。

10. 先生の好きなお酒って何ですか?
  答:何でも好きです。というより、つまみや食事によってお酒を決めるからです。塩からにワインはちょっとね。といって、ミートパイに日本酒も避けたいです(今、ビールで、ミートパイを食べています)。

11. 最近くしゃみがとまらないのですが、この時期は何の花粉が飛んでいるのでしょうか?もう辛くて辛くてたまりません。こんなの初めてです。
  答:同じです。もう、花粉が飛んでいないだろうと思って、薬を飲むのをやめると、やっぱりくしゃみと鼻水が出ます。しょうがないので、また、薬を飲むというのが2回ありました。今日は薬を飲んでいます。

12. 先生は、海外に出かけることはありますか。海外の中で、よく出かける国、おすすめの国があったら教えていただけるとうれしいです。
  答:良く出かけるのは、やはりアメリカが多いのかなあ。去年は、アイルランドとニュージーランドに行って、英語の国は行きやすいと感じました。オススメは、人によって、旅の仕方によって異なるのでわかりません。私は、レンタカーを借りて、当日の宿はその日に決めるというスタイルなので、そのような旅が出来る(レンタカーが借りられる)国しか行ったことがありません。いや、リゾートは違うなあ。ハワイやフィジー、マヨルカ島では、同じところにとどまっていました。でも、レンタカーは借りていましたが・・

13. 今、先生が注目している国を教えてください。
  答:今行きたいと思っている国は、バルト3国です。まあ、ワルシャワから、ポーランドを縦断して、リトアニア、ラトビア、リトアニアを旅することを考えています。

14. エリートになることだけが幸せじゃない!なんてことは、もう綺麗事にしかならなくなってしまったのでしょうか。
  答:いや、いつでもきれい事だと思います。実際、それぞれの人が、それぞれの人生を生きる方が自然です。


15. 先生は「百点知識型」と「ゼロ指向型」のどちらが自分に合っていると思いますか。
  答:私は、私立の一貫校だったので、入学試験はほとんど受けていません。なので、たぶん、「ゼロ指向型」だと思っています。

16. どんな人にもハングリー精神は必要ですか?
  答:それは、方向や領域が違っても、求めるものがあるという意味で、ハングリー精神は必要だと思います。

17. 日本では何だかんだ言っても学歴はどても大事なものだと思いますか?社会的には学歴で判断されると思いますか?
  答:学歴は、大事ですが、学歴だけではなく、学歴が無くても上手くやっている人もいます。学歴は、その人の生きている状況によって異なります。良くいわれることは、無いと劣等感になるけれど、あっても、あまり実力以上には役に立たないということです。

18. 先生がもし入学できるなら入学してみたい大学(国内でも国外でも)はありますか?その理由も教えてください。
  答:そうですね。カナダの大学には行ってみたかったです。それも、トロントかモントリオールあたりがいいかなあ。

19. 先生は愛国心を育てる国の方針についてどう思われますか?またその長所と短所は何だと思いますか?
  答:愛国心は、必要だといえば必要です。しかし、私は自分を、日本人というよりも「アジア人」として見ています。愛国心は、あまり強くなりすぎると、他の国に対して排他的になります。しかし、適度な愛国心は、その人が生きている社会への貢献を促すことのになると思います。

20. 本文で書いたように、(制度的に難しい如何は置いておいて)留年なしで子どもを上へあがらせることは教師としてとても無責任だと思います。先生はどう思われますか?
  答:それは、難しい問題を含んでいます。公平感と平等感の違いの問題です。そして、それぞれの社会が、異なった平等感と公平感を持っているので、どれが正しいかはわかりません。ですから、ある社会では、教師としてとても無責任ですが、他の社会ではそうでないということです。

21. 先生は障害児教育の意味ってなんだと思いますか?
これは、とても大切な質問です。障害のある子どもを、なぜ、援助し助ける必要があるのかという問題と関わってきます。答えは、同じ世代に生きる、同じ社会に生きる人間として共に生きることが必要だと言うことです。極端な言い方をすれば、障害を持った子どもは、たまたま、その時代に生まれた人間として障害を持って生まれてきたのです。それが誰かは確率の問題なのです。ですから、障害を持った人たちと共に生きることは人間として、その時代に生きてきた者の責任だと思っています。

22. それに絡めて、先生は笑いが起こる授業とはどのような授業であるか、ということをどのように表現しますか?
  答:笑いは、自分が期待していたことと極端に一致していない場合に生じます。その他に、他の人の笑いにつられることもあります。そう考えると、突然の冗談や、授業の中で期待していない結論を話すことで生じます。しかし、現実的には私が授業中に突飛なことを言っても、全体の雰囲気によっては、笑いがおきません。その意味では、授業中の笑いは他の場面との笑いとは異なり、明らかにおかしな(突飛な)ことをしないと笑いをとることは出来ません。あるいは、教師が笑顔で笑いながら授業を行うことが必要でしょう。

23. 先生が今まで行った授業で、これが一番笑いをとった、と思える出来事がありましたら、教えてください。
・川島先生は授業場面で笑いがあった授業はありましたか?
  答:うーん。あまり無いなあ。憶えていませんが、時々、えっ、こんなことで笑ってくれるの・・ということはあります。

24. 障害のある生徒・児童が居るクラスの場合、どのような対処をとっていきますか?
  答:これは、とても大切な質問です。障害のある子どもを、なぜ、援助し助ける必要があるのかという問題と関わってきます。答えは、同じ世代に生きる、同じ社会に生きる人間として共に生きることが必要だと言うことです。極端な言い方をすれば、障害を持った子どもは、たまたま、その時代に生まれた人間として障害を持って生まれてきたのです。それが、誰かは確率の問題なのです。ですから、障害を持った人たちと共に生きることは人間として、その時代に生きてきた者の責任だと思っています。

25. この前の日曜日から風邪をひいています。私は薬が嫌いなので薬を飲まずに頑張っています。先生は風邪をひいたら薬を飲みますか。
  答:確かに、薬は飲みたくないのですが、それが、飲むことでより早く正常な状態になるのであれば、飲んだ方がいいと思います。というより、それが薬の役割なのだと思います。薬で、問題なことが多いのは副作用です。薬は副作用を確かめて飲みたいと思います。

26. 週末だけで旅行に行くとしたら、先生ならどこに行きますか?
  答:うーん。誰と行くかですね。私がワイフと行くのであれば、予算が許すのであれば、美味しいものを食べたいので、富山か金沢がいいかと覆います。でも、予算がない時には、軽井沢くらいにします。

27. 今一番したいことを教えてください。
  答:時間とお金に制限がないのであれば、自由に外国旅行をしてみたいです。また、現実的にしてみたいことはと聞かれたら、1ヶ月間、軽井沢の別荘で過ごしたいです。

28. 私自身は知りませんでしたが、先生は国内にある文武両道校(本文の意味での)を知っているでしょうか。また、日本がこのように文武両道校を増やして行くためには、どのようにすればいいと思いますか。
  答:確かに、30年くらい前までは、文武両道を目指しているという学校を聞きましたが、最近は、すっかり、私立は受験のためだけになっているような気がします。と言うより、私自身も有名校は受験に有利だという印象しかありません。

29. もしも、どらエモンがいたとして、もう一度人生をやり直せるよ、と言い、本当にそんなことが可能だとしたら、先生は、この本にあったような、エリート教育を受けたいと思いますか。
  答:ぜひ、受けたいですね。できれば、イギリスのパブリックスクールのようなところで育ってみたいです。


30. 学校というのは次世代を担っていく子ども達を教育する場であり、つまりは国力を向上させるために必要不可欠な場であると思います。もし「エリート教育」というものが形式化され一般化されたら、国内の学校すべてでそれを一律に行うべきだと思いますか。また、そのような教育を国内すべての学校で行う事は可能であると思いますか。
  答:もし、可能なら、行ってみたらいいと思います。しかし、現実は、すべての学校では無理です。子どもにもいろいろなタイプがいて、同じようなエリート教育をすると、できない子どもがいて、結局、いまと同じになるような気がします。


31. かわティプログ読みました。朝ご飯をしっかり食べてお昼を抜くというダイエット方法が気になりました。朝しっかり食べれば、夕ご飯までもつものですか?お相撲さんは1日2食だから、1日2食にするとかえって太ると聞いたことがありますが、そんなことはありませんか?
  答:結局、ダイエットは、一日に摂取するカロリーの量が少なければ、それが長く続けば次第に体重は減ってきます。私も、3年前から、昼をぬいて夜も食べ過ぎないようにしていたら、半年で5kgくらい減りました。その後、現在でも、およそそのままです。

32. もし日本がフランスのような平等精神を持ち始めたら、日本の教育現場はどうなってしまうのでしょうか。私の考えは、モンスターペアレントの暴動が加速し、さらに混沌とした世界になってしまうと思います。
  答:そうですね。平等についての考え方が異なるので、うまくは行かないと思います。特に、平等と公平の意味を取り違えているような気がします。

33. 日本の伝統芸能の伝承は大変細々としたもので翻、(とくに梨園などは)「うちの家で独占したい」というのが感じられ外部のものが入っていきづらい世界だと思うのですが、私は伝統芸能伝承のために担い手を養成する国立学校があってもいいのではないかと思います。先生はどのようにお考えですか。
  答:よくは知りませんが、かなり、伝統芸能を伝承するために国の予算が使われていると聞いています。また、歌舞伎俳優の養成所もあります。その他にも、伝統芸能のための補助金もあると思います。しかし、マイナーな伝統芸能は後を次ぐ人がいないので滅びてゆきつつあるのでしょう。
http://www.ntj.jac.go.jp/training/training1.html

34. 先生は、「エリート」ということばにどのような印象をお持ちですか。
  答:私は、私立の一貫校の出身なので、受験でなく、出自が良く、何をやってもできるような人をエリートだと思っていました。ですから、東大や高級官僚と言うより貴族でノーブレスオブリージュを持っているような人がエリートだという印象があります。


35. 仮に全ての国のこどもが、全く同じ教育を受けたら、考え方や価値観はある程度似通ってくるのでしょうか。その場合、戦争などが起こらなくなるというとこはあり得るでしょうか。
  答:全く、同じような教育ができたとしても、親やまわりの環境まで同じでないと無理だと思います。親の文化的な環境まで統制できればかなり似てくるでしょうね。それでも、残念ながら、地域での権力争うなどはおきると思いますし戦争も起きると思います。

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