オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

サトちゃんの散骨@油壷

2020-07-25 11:14:10 | 日記
 7月23日・海の日、今年1月に自身で選んだ最期の地・沖縄で亡くなった「サトちゃん」の散骨が油壷・諸磯湾の湾口付近で行われました。
 私はチームのメンバーと一緒に江の島から参加しました。
 当日は雨の予報でしたが降ったのは朝、家を出るときだけ、曇り空でしたが風もなく穏やかな海象で20艇もの船が集まりました。



 11時前に現地到着、すでに多くの船が集まっています。 本部船「帆省会」による旗とフォグホーンの合図で本部船を中心に輪を描いて進みます。
 11時、各艇からもフォグホーンが鳴り散骨開始、そののち花びらを海に捧げます。
 一人ひとり、思いおもいにご冥福を祈りました。




 このあとは一同集まって「偲ぶ会」を行う予定でしたが、100名を超える参加者になり、ここんとこコロナ感染者が増加傾向にあることから「偲ぶ会」
は各自で行うことになりました。
 私たちは三崎港に入港して「クァンタムセール」のロフトに少人数で集まりました。






 みんな40年・50年の付き合いの仲間たちです。 話が尽きることはありません。
 SK井さんは、みんなと会えるから、と言ってリュックサックにワイン3本とおつまみを担いできました。(これには感服)
 そうこうしている内に携帯が鳴り、「迎えの車を向けるからこっちへ来い」と別の会場からお誘いというか強制連行のようなものです。
 M編集長と二人で向かいましたが、そこでも大勢が昔話で盛り上がっています。
 ビールから始まって芋焼酎、ワイン、なにやら不明の焼酎、ビールと吞んだもので相当できあがってしまいました。
 私は帰りの船には乗らず、ここ三崎・油壷で討ち死にすることにしました。



 久しぶりにケンノスケさんにもお会いできました。
 慎記郎のオーナーのあいさつもありました。
 みんな昔一緒に乗って、また別の船でレースをした仲間です。

 ここで間違い探しの問題です。
 下の2枚の写真で違うところを探してください。


 正解は、私がかぶっている帽子です。 (着衣が乱れていてスミマセン)
 写真を撮る直前に誰かが帽子を取り換えたのです。 ここにはセールメーカー3社が呑んでいました。
 鳥羽レース・神子元レースなど20代~30代の頃に一緒に乗った USマークのIG嵐さん、沖縄レースで一緒に優勝したUKマークのTK橋さん、二人とも立派な息子がレースに乗っています。
 Qton世界選手権や英国遠征・アドミラルカップで一緒だったジョージことS川、彼もまたNSマークのセール屋さんでした。
 
 最後は諸磯の会場へ、ここでは皆さん静かに思い出を語り合っていました。
 ここで「S悟空」のオーナーから貴重なモノを手渡されましたが、この話は次の機会にします。

 こうして夕方まで、思い出を古い仲間たちとたくさん話して、「サトちゃん」のご冥福を祈りました。

 この後、M編集長とKT山さんの車に乗せていただき逗子駅へ、駅前どこかで〆の一杯、と思いましたがもう限界、でした。

 20代初めに油壷で出会い、今日に至るまで私にずっと教えてくれた、一緒に乗ってくれた「サトちゃん」・・・ありがとう。
 これからも忘れることはありません。 ゆっくり休んでください。
 


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