オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

日々是好日

2018-10-17 11:27:25 | 日記

 1ケ月も更新を怠けてしまいました、スミマセン。

 この10月で、今の仕事(東京湾の小型船の運転)がまる7年経ちました。
 元請さんや協力会社さんからは「船長」と呼ばれ、顔見知りの人からは固有名詞で呼ばれるなど、楽しくやらせてもらって、社長からももう少し続けて、と言われているところです。
 基本は安全第一、毎朝の始業点検から始まります。
 ヨット乗りが何人もいるし、私のように定年後に始めた人も多く、良き仲間にも恵まれていて、時々居酒屋での一杯も楽しいひとときです。

 
                    夢の島マリーナ前、運河から荒川~海へ出る水路
                    一日数回大きなガット船が通ります。


 しばらく休んでいたお茶のお稽古も復活しました。
 「戯風」というヨット仲間のお茶の会で、北鎌倉円覚寺を拠点に活動していますが、私だけはいつまでたっても初心者のままで進歩というものがありません。でも少しはお茶を理解したいという気持ちだけはあります。
 そんなことから、最近上映されている「日々是好日」というお茶をテーマにした映画を観てきました。映画館で映画を観るのは何十年ぶりです。
 主人公の若い女性が、お茶をとおして、迷いや悩みから少しずつ成長していく物語で、お稽古のシーンも多く、爽やかないい映画でした。
 なぁるほど、私の胸の中も少し整理された気がします。



 仕事のない日は、朝の7時から愛犬の「むーちゃん」とのお散歩です。
 素直で穏やかなむーちゃんといると何だかホッとします。
 


 「毎年こうして同じことができる、それが幸せなんだ」
 「五感を使ってその瞬間を味わう、雨の日は雨の音を、雪の日は白い世界と  寒さを」
 「同じ動作を繰り返すことで自分自身が整理されていく」

  映画の中の言葉ですが、理解はできますがホントにその域まで到達するに  はほど遠い、というのが今の私のレベルであります。
  司馬遼太郎さんの小説「菜の花の沖」にでてくる沖船頭(雇われ船長)の  言葉に。「一日二合の酒が呑めれば、この世に何の欲もない」というのが  ありますが、こちらの方が今の私に近いものがありますね。

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