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母の声

2008年06月09日 | Weblog
 この土日は、いろんな用事があって、母の見舞いには行くことができませんでした。

 母は、父が亡くなってから、病気と闘っています。それまでは、父が大腸ガンであったために、人工肛門をつけていました。父の人工肛門は、複雑な形をしているので、バウチを付け替えることができるのは、母だけでした。母や嫌な顔をすることなく、父のバウチの付け替えをしていました。バウチから漏れた時は、夜中でも起きていました。それが母の日課でもあり、父と母は、一緒になって、父の病気と闘っていました。

「おばあちゃんには、ここまでしてくれていて文句がいえん。」

と父がよく言っていました。

 しかし、父が亡くなってから、すぐに母が病気になりました。父という存在がいなくなったことも大きな要因であると思います。

 母の介護に対して、感謝をすることがあります。連れ合いの存在です。今で、2カ所目の施設です。一カ所目は、勤務しているところが、通勤路ということもあって、毎日、連れ合いが通ってくれていました。洗濯、いろんな身の回りの世話・・・嫌な部分もすべてしてくれていました。 

 今いるところは、通勤路と違うので、週末にしか行くことができません。しかし、週末は欠かさずにおむすびや飲み物などいろんな物を持って、行ってくれます。

 行ってから、姉などのところに、電話をかけ、母の声を聞かせてくれます。自分が行けない時には、母から電話があります。姉たちも、母からの電話での会話を楽しみにしています。うまく会話が繋がらないときがあります。でも母の声を聞くだけで離れている姉たちにとっては、安心することでしょう。また、母の声から体調がわかります。それから、写メールで母の様子を送っています。

 介護は、大変なことが多いです。今のように施設にいれば、軽減されますが、家にいるときから、こまめに世話をしてくれていました。感謝をしています。

 5月26日付けの大分合同新聞の声の欄に、投書が掲載をされました。

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