かったかくんのホームページ

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「命の重みを感じて~講演会から」

2020年10月26日 | 大分県
再起動のスイッチが押されました。
月曜日が始まりました。


午後から本耶馬渓中学校で「三校合同の人権啓発講演会」が行われるので、小学校3年生から中学生までの児童・生徒が集まりました。
 


こちらも初めての経験でしたが、とても素晴らしい取り組みであると思います。
 



久しぶりに中学校の雰囲気も感じることができました。
今年度は、出張もほとんどないので、ほかの学校の先生方と会う機会も少ないです。
 


懐かしい先生方とも久しぶりに会いました。
去年まで一緒に勤務していた先生もいました。
しかし、久しぶりに会えても、みんなマスクをしているので、あいさつされても、
「マスクをしているので、だれですかねえ。」
逆に、
「せんせいは、どなたですか。」
と、言いながらの再会です。
 



子どもたちも、マイクロバスに乗っての移動です。
わずか数分でも誰がどこに座るのかということから話題になります。
「中学校に行くのが楽しみ~。」
と朝から、3年生の子どもたちも嬉しそうです。
まして、3年生からなので、初めての経験です。
 



しかし、講演会に入ると、真剣に聴いていました。
3年生は、一番小さいので、一番前です。
 


講師の方が素晴らしかったのは、講演の内容は、もとより、小学校3年生から中学校3年生まで惹きつける流れです。
話の例です。その一部です。



「しっかり3食を食べていますか。朝ご飯をしっかり食べていますか。
 食べたものは、「明日の健康につながっています。
それは、体や心の成長にもつながっていきます。」
 食で体質も変わってきます。病気につながることもあります。3食をしっかり食べることは、生活の基本です。
みんなが「食」を大切にする習慣をつけていきましょう。」




「ご飯を食べるときに、きちんと「いただきます。」「ごちそうさま。」を言えていますか。
① 食事を作ってくれた人
② 食材に
③ 食材を育ててくれた人
に感謝する気持ちが、「いただきます。」「ごちそうさま。」です。
人は支えられながら生きています。その「支え」を感じられることが人としての成長です。」



「食べることは生きること」知り合いのはなちゃんは、お母さんががんと闘いました。
小学校に入学もしていないはなちゃんにみそ汁の作り方などを教えていきました。
それが「はなちゃんのみそ汁」で話題にもなりました。
命をかけて、命がけで、お母さんは、娘に「食の大切さ」「食べることができる力」を教えていきました。」


「わたしたち夫婦は、時には苦しい不妊治療を50歳近くまでしていきましたが、残念ながら、子どもには恵まれませんでした。
生まれる命もあれば、そうでない命もあります。
 知り合いで、痛みの中で、出産しても輝きを失い、亡くなったまま生まれてきた子どももいました。
だから、この世にいるあなたたちには今、「生」ある中で、男女で協力しながら、輝いてもらいたいです。」



わずかな時間で子どもたちはたくさんの学びをいただきました。