総務省からアドバイザー派遣事業で来荒された方々より、荒尾市民病院の現状における講評をいただきました。
非常事態という認識を持って対処すること。診療単価を上げることに努力すること。委託の状況を見直すこと。他の自治体病院の経営を勉強すること。改革はスピード感を持って進めること。医師確保に努力すること。病診連携につとめること。技術を持った医師の宣伝をすること。病床数を減らすこと。人件費や人員を見直すこと。医師住宅の改善を図ることなど、行政や議会、市民病院に対し大変に手厳しい講評がなされました。また、アドバイザーは、どう考えるかの提起をすることで参考になればとの前置きから、誰かが助けてくれるのではなく、自らが努力をしなければならない、待ちの姿勢ではなく攻めの姿勢で取り組んでほしいと強く言われました。
現在の市民病院は、累積赤字が増大し大変に厳しい状況下にあることは全体の認識であり、議会でもこれまでに多数取り上げられてきました。
市民や荒尾市周辺住民の不安を払拭できるよう、荒尾市民病院として今後も継続できることを目的に、病院経営に伴う諸問題について取り組みます。