午後7時から、荒尾市総合文化センターにおいて、荒尾高校PTA・同校同窓会主催による、県の担当者を読んでの説明会が開催されました。
県立高校再編統合基本計画素案の内容、荒尾市に関係する内容は、8を3にする学区の拡大、学区外入学者20%へ拡大、南関高校の廃止、荒尾高校との統合、玉名高校に中高一貫学級の併設などです。
今後のスケジュールは、本年10月に基本計画案の公表、パブリックコメントの実施、平成18年中に基本計画策定、そして前期・中期・後期の実施計画案の策定となっています。
説明会での意見は、今の荒尾高校をどうするか、定員割れの状況をどう打開するのか、今度の計画素案が今ある問題の解決策になるとは思わない、南関高校が廃止になっても南関町の子どもが荒尾市にはやってこない、玉名高校よりも荒尾高校に中高一貫学級を併設すべきだ、この素案では納得できない、反対をする、などの意見が飛び交いました。
荒尾高校を思う、荒尾高校を何とかしたい気持ちと県の担当者『意見は意見として聞いておきましょう』と、かなりのずれを感じました。
隣の南関町では、南関高校が廃止になる事に反対、存続させるための連絡会議を9月14日、南関町の町長・議長・教育長・町内小中学校PTA・商工団体により結成するとの報道もあっています。
今回の県の計画は、子どもたちの教育環境の整備などを言っていますが、教育費にかかる支出抑制策ではないかと思います。
この計画がまかり通れば、荒尾高校は次の廃止校となるとも意見として出されました。そうならないが為にも、荒尾市上げて、また近隣自治体の問題としてなるよう運動を活発化させなければなりません。
県の基本計画案が来月10月に出されます。県に対し皆様方の思いをぶつけていただきますようお願いします。
この計画素案が成案になるならば、一番早くて現在の中学一年生から影響があるようです。
玉名高校で言う中高一貫学級の併設は、現在、一学年9クラスを7クラスに削減し、空き教室を利用して県立中学校を設置、県立中学校入学の祭に様々な試験があるようです。2クラス80人で教育委員会が言う部活動が十分にできるのでしょうか。部活動ができないから、学校運営に問題があるから統合と言っているのに・・・・