J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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熱くなってきたJ3リーグ20

2023-02-01 00:01:22 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 J3クラブの記事は元々「盛り上げたいJ3リーグ」というタイトルシリーズでしたが、盛り上がっているでしょと思い直し、J3関連で一つ前の記事から「熱くなってきたJ3リーグ」にしています。合体させて「20」にしました。
 一昨日、今治さんのホームスタジアムのオープニングセレモニー(こけら落とし)を迎えたようです。今治さんは当ブログでは余り事例紹介が無かったクラブで、また何かいい情報が聞こえてきたらリスペクトするかなぁと思っていたところ、「親会社を持たないサッカー会社がこの規模で民設民営で建設・運営するのは日本初」と耳にして、急いでリスペクトしました。

FC今治新拠点・里山スタジアム完成 試合ない日も「人が交流」 | 毎日新聞

FC今治新拠点・里山スタジアム完成 試合ない日も「人が交流」 | 毎日新聞

 愛媛県今治市の高台で建設が進められたJ3・FC今治の本拠地「今治里山スタジアム」(里山S、高橋ふれあいの丘)が29日、こけら落としを迎えた。将来はJ2、J1規模のスタジア...

毎日新聞

 

【FC今治新拠点・里山スタジアム完成 試合ない日も「人が交流」】
「愛媛県今治市の高台で建設が進められたJ3・FC今治の本拠地『今治里山スタジアム』(里山S、高橋ふれあいの丘)が29日、こけら落としを迎えた。将来はJ2、J1規模のスタジアムとして運営を目指す。矢野将文(まさふみ)社長によると、親会社を持たないサッカー会社がこの規模で『民設民営』で建設・運営するのは日本初。さらに注目される挑戦は--。」
「にぎわいとインクルーシブ(包み込む)な社会の実現」も根本的な役割に掲げており、幅広い世代が過ごせる里山広場なども整備する。今治市の社会福祉法人が協力事業者として加わり、福祉事業施設を今春に開く。計画では生活介護、就労移行支援、児童発達支援などの通所福祉事業を行う。さらにFC今治側との協業でチョコレート製造販売、木工クラフトやチームグッズの販売、動物交流スペースやカフェなどの運営に当たり、販売や在庫管理、動物飼育、農作業などに施設利用者が通年で参加する。
 里山Sの建設費は約40億円で、今治市が募集する企業版ふるさと納税も活用。用地は市が30年間無償貸与する。観客席5316席でスタートし、J2(1万席)、J1(1万5000席)の規模に増設する。」

 スタジアムだけでなく、里山広場や福祉事業施設も併設されるとか。建設費は約40億円で、第三者割当増資と金融機関での融資(20億円)、ふるさと納税による寄付、里山プレート等による一般の寄付、クラファンなどをあてがうようです。土地は市有地で30年間無償貸与されるとか。確かに建設費をどこにも頼らず、クラブ自身で用意されたのはよくやられたと思います。別に里山スタジアムの公式HPがあったのでリスペクトしてみましょう。

今治里山スタジアム 公式サイト / IMABARI SATOYAMA STADIUM Official Site

今治里山スタジアム 公式サイト / IMABARI SATOYAMA STADIUM Official Site

今治里山スタジアム(FC今治新スタジアム)のオフィシャルサイトです

今治里山スタジアム

 


里山サロン

 里山ジャルダン内に位置するカフェは、福祉事業所と併設して、多様な人々が集まり、お互いの違いを笑顔で認め合うことのできる場所を目指します。
コミュニティビレッジ きとなる
 里山ジャルダンエリアには、これまでFC今治と数多くの取り組みを行ってきた社会福祉法人来島会により、施設「きとなる」が建設、運営されます。障がい者の通所施設のようです。
里山ファーム
 法面などに野菜等を栽培し、収穫した野菜がカフェで使われたり、法面のぶどうがワインに加工されたりして、そこに集う人々を楽しませる役割を担うようになることを目指します。

 サッカーの試合日以外も利用できるように、ドッグランなども設置されるようです。こけら落としには村井前チェアマンも来られていたようですね。まぁオーナーが日本協会の副会長でもある事だし。という事で里山スタジアム、頑張って欲しいと思います。いい機会なので、今治さんの公式HPも観てみました。公式HPを観れば、人間で言う「人となり」がわかると思っているので。初めてじっくり観ましたが、いろいろな意味で「個性」を感じました。ちょっとよそと違う作りになっている部分もあったので、見にくいところもありましたが、最後のサイトマップで何とかリスペクトできました。

FC今治 公式サイト / FC.IMABARI Official Site

FC今治 公式サイト / FC.IMABARI Official Site

Jリーグを戦うFC今治のHP

FC今治 公式サイト / FC.IMABARI Official Site

 

【J3今治公式HP】
 「企業理念」「ミッションステートメント」「フットボールパーク構想」「今治モデル」「フィロソフィー」など難しい項目が多いのが特徴かな。想いもわかるし、ビジョンを載せていないところよりは全然いいと思いますが、「違い」を感じました。何となくWEリーグにも似てるかなと。あとは「岡田」色が強いですね。「メソッド」「代表挨拶」「代表インタビュー」とかよく出てきます。役員名簿はきちんと公開されていました。アドバイザリーボードも面白いですが、顔触れを拝見して、フットボール的にどこまで現場に生かされているのかなとも個人的に思いました。
 「今治モデル」というものがありました。今治及び近隣の街全体(東予)での長期一貫指導により日本一質の高いピラミッドを構築するというもの。確かに今治さんのホームタウンを確認してみると「今治市」のみなので、人口16万人のホームタウンエリアの中でサッカーのピラミッドを築いていこうと思えば、大変だと思うので、誇りを持って取り組んでいくしかないでしょう。頑張ってください。
 最後に一つだけ。今治さんの公式HPを観ていて、何か一つ言葉が見当たらないなぁと思っていたら、「ホームタウン」という言葉が無いのです。JクラブのHPで「ホームタウン」のキーワードが一つも見当たらないのも珍しいと思います。これも「今治モデル」なのか。今治市のみだからそういう表現にしないのかもしれません。「東予」という言葉がありましたが、調べてみると東部・中部・南部に愛媛県を分けた場合の東部が該当するとか。愛媛県全県をホームタウンとする愛媛さんの存在もあり、しかも同カテゴリなのでちょっと複雑に見えますが、昨季同様ダービーの「伊予決戦」で盛り上がって欲しいです。
 今治さんの印象は、福島県で同じような立ち位置にある、いわきさんにも似ているし、何となく地元J2岡山にもちょっと似ているように思ったのは気のせいか。今季頑張ってください。
J3今治関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220610
 〃    ①:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210204
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregiver

コメント
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