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負けるな!Vリーグ10

2023-02-16 00:30:02 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 今日、Vリーグからちょっとビックリするニュースが流れました。前々から囁かれていたバレーの新リーグ構想です。今までプロ化したい、プロ化したいと動きながら、社会人チームの壁に阻まれ、中途半端なバレートップリーグに収まり続けてきた経緯があります。今までしっかり見てきました。現在「V.LEAGUE」というリーグ名ですが、その前は「V・プレミアリーグ」でプロ化を目指したのに、ちょっと名前を変えただけでほとんど変化は無い玉虫色の結果になった経緯があります。この記事にあります。そして、再びプロ化を目指す動き。今回はどういう動きなのか。
       
【バレーVリーグの新リーグ構想固まる! トップカテゴリーの「SVリーグ」は最大16チーム。15日の理事会で承認へ】
「日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)が、1年後の2024-25年シーズンに発足させる新リーグ構想案が固まり、15日の理事会で諮られることが分かった。『世界最高峰のリーグ』を目指すトップカテゴリーはSVリーグ(仮称)と呼ばれ、男女各最大で16チームで構成。当初、3つあったカテゴリーは『世界を目指すリーグ』と『地域共生を重視するリーグ』の2つのリーグに分けられる。承認されれば今年5月に新しいリーグの編成が発表される見込み。
 V機構では、新たに設ける参加基準を満たすチームを集めることで、地域に密着しチームの独立採算を推し進めるとともに、日本代表の強化につながる世界最高峰のリーグに発展させることなどを目的に、『中期計画』を策定してきた。
 当初のリーグ編成案では、トップカテゴリーの、現在のV1に相当するα(アルファ、仮称)と、V2にあたるβ1(ベータ、同)、V3にあたるβ2の3グループで構成されていた。
 しかし、トップカテゴリーは事実上の『プロ化』とみられ、企業チームの多いV1でも母体となる企業の考え方が違うほか、V2、V3のチームからもトップカテゴリー以外のリーグの方向性について、十分な説明を求める声が多かった。
 このため、昨年11月に中期計画の決定プロセスのスケジュールを変更。12月までに各チームと意見交換をし、最終案をまとめた。
 新しいリーグ編成では、SVリーグと新Vリーグの2つのリーグに分割。SVを目指す意向を示しながらも条件面でSVリーグに加盟するためのライセンスを取得できないチームへの経過的な措置として、『SV準加盟クラブ』を設け、ライセンス取得までの期間は新Vリーグに参戦する。
 現在、男子10チーム、女子12チームで運営しているトップカテゴリーは、当初、男女とも各6~8チームでのリーグ戦を想定していたが、中期計画変更後はライセンス資格を有するチームがあれば、最大各16チームで編成する方針。原則として降格もしない。
 チーム名にはホームタウン名(地域名)を入れるほか、リーグ戦の期間は10月から翌年の5月中旬を予定。試合数は40~50試合で、収益目標をリーグ30億円、チームの全体で200億円としている。
 4月から5月初旬にかけて国内主要大会の一つの黒鷲旗全日本選抜男女選手権や、代表合宿も予定されることがあるため、リーグ期間については今後、調整が必要になる。
 各チームが参入を希望するカテゴリーへの申請は5月から始まり、ライセンスは8月から申請を受け付ける見込み。」

 「SVリーグ」ですか、スーパーVリーグという意味合いなのか。「世界を目指す」SVリーグと「地域共生を重視する」新Vリーグになるのか。WEリーグにも似ていますね。1部のSVリーグは事実上のプロ化という事ですが、果たして今のV1リーグで手を挙げるチームがどこまであるのか。今まで何度も頓挫してきたのに、今回上手くいくのでしょうか。まぁ各チームと意見交換してきたとあるので、少しはましになったのか。SVリーグは6~8チームという数を聞くと、果たして地元岡山はそこに入れるのかと思ってしまいますが、チーム名には地域名を入れるという事なので、すでに地域名が入っている岡山は条件クリアとも言えます。
 地域に密着しチームの独立採算を推し進めるとともに、日本代表の強化につながる世界最高峰のリーグに発展させることなどを目的としているようですが、企業チームではなく、地域に密着してチームの独立採算性という面では岡山はクリアしていると思います。

 企業チームの多いV1でも母体となる企業の考え方が違うほか、V2、V3のチームからもトップカテゴリー以外のリーグの方向性について、十分な説明を求める声が多かったという部分が気になります。説明不足という指摘が多かったという事は、新リーグの趣旨に100%賛同していない事になります。という事は今年5月の申請でまたしても手を挙げるチームが少なく頓挫、玉虫色の中途半端な新リーグで終わってしまう可能性があります。どうなってしまうんでしょうかね。個人的には川淵さんのような強烈なリーダーシップがある人材でなければ、仕切れないのではないかと思いますと書いていたら、スポーツ報知で別の記事が出てきました。

バレーボール2024~25年シーズンから新リーグ発足へ「1億円プレーヤーを」

バレーボール2024~25年シーズンから新リーグ発足へ「1億円プレーヤーを」

 日本バレーボールリーグ機構の大河正明副会長が15日、理事会後にオンライン会見を開き、2024~25年シーズンから新リーグを発足させる見通しであることを示した。

スポーツ報知

 

【バレーボール2024~25年シーズンから新リーグ発足へ「1億円プレーヤーを」】
「日本バレーボールリーグ機構の大河正明副会長が15日、理事会後にオンライン会見を開き、2024~25年シーズンから新リーグを発足させる見通しであることを示した。
 サッカー・Jリーグの常務理事、バスケットボール男子Bリーグのチェアマンを歴任した大河氏は『世界最高峰のリーグを2030年までに目指す』とし『Vリーグ リボーン』を掲げた。Vリーグの中期計画のことで、『(リーグを)目指した選手に夢があるよう、1億円プレーヤーを出したい。トップ選手が世界から集まってくるようなリーグに』と描いた。これに先だって、24~25年に新たなリーグが発足する。」
「具体的な詳細は今後詰めていくが、チーム数はイタリア1部のセリエAが男子14、女子12チームであることを踏まえて、最大16チームとした。年間の試合数は40~50で、収益は1チームにつき4億円以上を見込んでいるという。夏頃から、各チームにライセンスの申請を受け付ける見通し。」
 
 何と、Bリーグの大河前チェアマンが今はVリーグの副会長だったのですね。調べてみると、去年の9月に就任されたそうです。ある意味頼もしいですね。今まで変革できなかったVリーグが経験豊富な大河副会長の手腕で変われるかもしれないと。よく読むと、2030年にまで世界最高峰のリーグを目指し、先だって今回のSVリーグを立ち上げるとか。まだよくわかりませんが、大河副会長の手腕に期待です。なるほど、だから新リーグは少しBリーグの将来構想にも似ているのかと。
 とりあえず今回はこんなところで。先日の倉敷アブレイズのミニ会合でも、この件は少し話に出ました。来季開幕に向けて、何か変革があるんだなと何となく思っていましたが、今回の報道で少し具体的に景色が見えた印象です。今後の動きが楽しみです。
Vリーグ関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220125
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211128
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210209
  〃      ⑧:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200907
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180330
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171229
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170602
  〃      ④https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170319
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160922
  〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110220
  〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060804
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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