J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう42

2020-09-09 00:01:52 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 久しぶりの記事タイトルです。それだけ、コロナ禍が少し落ち着いてきたという事でしょうか。でも、このまま終息に向かうという考え方は全くナンセンス。たまたま減っているだけだと思います。第2波という感染症の波が下振れして波が治まろうとしているだけで、次の波が来ない保証は何もありません。つまり、すぐに第3波が来ると当ブログでは認識しています。外国を観てください。アジアもヨーロッパ南米も感染者が最近増えています。そんな中で、Jリーグは「開催ありき」と思える動きを見せています。
   
【政府に観客上限2万人の要望書を提出。アウェーサポ受け入れは10月以降に議論】
「Jリーグと日本野球機構(NPB)は8日、合同会見を開催した。昨日の対策連会議で説明していた通り、有観客試合の観客数の制限について政府に要望書を提出。上限2万人(または収容率50%以下のどちらか小さい方)への緩和を要望した。」
〔アウェーチームのサポーター席はワンステップ置いて〕
「JリーグとNPBは、西村康稔経済再生担当大臣宛てに連名で有観客試合の人数制限に関する要望書を提出した。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きつつある現状を鑑み、かつまた地域ごと、スタジアムごとに状況が異なることを踏まえて、両団体は次のステップへと進む。
 現状、政府が設定しているのは収容人数5000人以下(収容率50%以下のどちらか小さい方)という基準だが、今回の要望書では、これを2万人以下(収容率50%以下のどちらか小さい方)に引き上げることを明記している。
 会見に出席した村井チェアマンは、仮に上限2万人という基準が示された場合でも、Jリーグとして段階的に制限を緩和していく考えを明らかにし、クラブの安全管理の状況を踏まえながら、ステップを踏むとした。また、アウェーチームのサポーターの来場についても、順次対応する意向を示したものの、そのタイミングについては収容人数の上限を引き上げるタイミングと同時ということではなく、「ワンステップ置いて」進めるとしている。9月中に観客上限が緩和された場合には10月以降に議論すると説明した。」
引用:サッカーマガジンWeb

 一気に4倍の上限2万人です。まぁこれは都市部の巨大なスタジアムの話でしょうが、本当にいいのでしょうか。一つ当ブログは考え方が違います。まず座る席は限りなく50%であれば、席も1個飛ばしになるでしょう。現在は3個飛ばしが主流のようですが、1個飛ばしになればたぶん1m以内の距離になると思います。つまり「密」になると思います。
 次に思うのは、スタンドはディスタンスが何とか取れて密にならなくても、トイレやコンコース、グッズ売り場などの他の場所で一気に密になると思います。特に雨の日、雨宿りにコンコースに集まるので、密集するでしょう(以前、雨天に日にあった地元岡山の試合がそうでした)。それが5千人ではなく、2万人なら更にイメージ湧きますね。安心安全は客席だけでなく、入場から来場まですべての場所が対象になるべきと思います。そういう意味で、2万人というのは不安になる数字だと個人的に思います。
 アウェーサポの入場についても、地方都市でも首都圏への移動は自粛中だし、そもそも県外から人の流入を認める事になります。感染者が少ない近県もあれば、感染者が比較的多い遠方の都府県もあるでしょう。なおかつ、どこからやって来られるのかわかりません。これもまた、乱暴な考え方だと思います。

【NPBとJが観客数の上限緩和要望書を政府に提出】
「21年東京オリンピック(五輪)、その他のスポーツの道しるべとなる。Jリーグは午前中の実行委員会で全クラブと要望書について意思を確認。会見前、NPBの斉藤惇コミッショナーとJリーグの村井満チェアマンが連名で要望書をメールで送付した。村井チェアマンは「段階的に引き上げることで、もう少しお客様に楽しんで安全に観戦していただける手応えも感じている。地域の感染状況が異なるので、クラブの裁量で対応できる上限を引き上げることで柔軟に対応できると考えている」と説明。スタジアムの形状により観客席でのソーシャルディスタンス確保の方法も異なる。30%を目安に、各クラブで観客数を検討していく見込み。アウェーチームのサポーターの来場については、全国の感染状況も踏まえながらタイミングを見極めていく。
 入場者数が4倍となると密になる可能性も上がるが、斉藤コミッショナーは「気にしているのは気が緩んで大きな声を出すこと。あらためて応援というところは相当注意しないといけない。接触の問題になるので、密にならないことをなんとかキープしないといけない」と観戦時の注意点を指摘。両者ともガイドラインの遵守を再徹底する必要性を強調したうえで、分散入場や時差退出などの対応策を協議していく考えだ。」
引用:日刊スポーツ

 ここで東京五輪の名前が出てきました。開催への道しるべとなるとありますが、そもそも来年開催できるのかと思います。先日の報道でコーツIOC副会長が「コロナに関係なく来夏開催」とコメントしたようですが、本当にできるのか甚だ疑問です。当ブログでは五輪の巨額スポンサーである企業があるアメリカ方面のコメントが皆無な事が気になります。強引に開催して、それが本当に五輪と言えるものになるのか本当に疑問です。
 2万人以下(収容率50%以下のどちらか小さい方)の50%ではなく、実際の目安は30%で各クラブで観客数を検討する見込みだそうですが、Cスタで言えば大体5千人弱か・・・まぁ今より若干多い程度で現実的なものなのか。2万人とか言っているのは実際は日韓W杯の会場になった巨大スタジアムでの話なのかな。


 当ブログでは最初から全く変わらず、試合開催そのものに基本的に反対です。その現実論でリモートマッチまでは許されるのかなと思っています。それが実際は有観客試合が続いています。他にここまで入れている国はどこがあるんだろと。来場客に感染者がゼロをキープできた事が自信になっているようですが、今まではそうでしたが今後はわかりません。Tリーグは今年いっぱいリモートマッチを決定しましたが、見習う点があるのではないでしょうか。
 例えばニュージーランド。4人感染者が出ただけで、最大都市オークランドがロックダウンされました。極端な例で日本では現実的ではないのかもしれませんが、見習うべき部分はあるのかもしれません。
 第3波もすぐに来るのではないでしょうか。第2波は今年中に来ると言われていたのに、早くも真夏に来た訳ですから。これから窓を閉める時期に入っていきますね、インフルエンザもやってくるし。早くワクチンできないかな。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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