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東日本大震災復興支援について

2017-03-22 00:12:12 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 震災復興といえば、原発事故の復旧活動拠点となったJヴィレッジがあります。緑のピッチが一面資材置き場に変わってしまったと聞いております。熊本地震の時のうまスタといい、広い空間のあるスポーツ施設は、災害時には真っ先に使用されます。そんなJヴィレッジもいよいよ復旧するようです。以下、抜粋して紹介。
   
【Jヴィレッジ再開へ復旧工事本格化、課題は人手不足:日刊スポーツ】
 東京電力福島第1原発事故の対応拠点として使われてきたJヴィレッジが、3月いっぱいでその役目が終了。再開に向けた復旧工事が本格化し、日本協会理事でもある上田副社長は「いいニュースを発信し、これからはわれわれが地域を活性化できるようになりたい」と復興への思いのコメント。
 '97年に国内初のナショナルトレーニングセンターとしてオープンし、'06年には中高一貫の「JFAアカデミー福島」が敷地内に開校したが、東日本大震災の原発事故が起きた後は廃炉拠点になり、アカデミーは静岡県御殿場市へ移転。サッカー施設としての機能を完全に喪失。
 再開の機運が高まったのは4年前。20年東京五輪の開催が決まり、五輪を見据えた再整備計画がまとまり、大会前に男女のサッカー日本代表が合宿することも正式に決定。
 昨年3月に東京電力の福島復興本社がJヴィレッジから移転し、11月には廃炉拠点としていた本館が閉鎖。3月末まではバスの発着地として活用。昨年8月から募っている寄付金は、既に目標額の7億円の半分を達成。来年の夏に一部オープン、'19年4月には全面営業再開する予定。「100人以上を新たに雇用しないといけない。人手不足が課題」という問題も抱えるが、再出発へ一歩ずつ前進。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1789825.html  
  

【Jヴィレッジ復興プロジェクト】
 震災後、原発事故の前線基地となってしまったJヴィレッジを、再び緑のグラウンドに戻し、人々が集いスポーツの喜びを分かち合う場所として再生するプロジェクト。平成28年2月、第4回Jヴィレッジ復興プロジェクト委員会を開催し、新たに整備する全天候型練習場と新宿泊施設の計画概要について検討して了承。
<計画概要>
・全体配置計画
 天然芝グラウンド:7面、人工芝グラウンド:2面、全天候型練習場(人工芝):1面、天然芝スタジアム(5千人収容):1面
・全天候型練習場
 サッカー、ラグビーともに使用可能な人工芝1面規模の屋内運動場。季節、天候に関わらず、年間を通して質の高いトレーニング環境を提供。約1万平方メートル、屋内高さ約20m(中央部)、日光の入る膜屋根、観覧スペース250席程度。
・新宿泊施設
 鉄骨造7階建(一部8階建)延床面積約5千平方メートル。客室シングル120室程度 ゆったりサイズの部屋(繁忙期はツイン仕様)。国際会議等に活用可能なコンベンションホールを併設。アスリートのみならず、イノベーションコースト構想等のビジネス客や、復興ツーリズムの来訪者をはじめ、幅広く利用できる宿泊施設。
<Jヴィレッジ復興寄付金について>
・個人の場合の寄付額:2,000円~
・寄付金をいただいた方全員に「Jヴィレッジサポーターカード」を進呈。
・1万円以上の寄付者には、宿泊半額割引きクーポン(寄付金1万円につき1枚)をオープンが決定しましたら進呈。また全天候型練習場の外壁にネームプレートを設置。
・寄付金は、ふるさと納税と同様に寄付控除の対象。
・クレジットカード(Yahoo!公金支払い)をご利用の場合は5,000円からの受付け。
・団体・企業の場合の寄付額:
・10万円以上の寄付をした団体・企業は全天候型練習場の外壁にネームプレートを設置。
Jヴィレッジ復興プロジェクト:https://www.jvillage.jp/

 かつて、ここにはなでしこリーグのTEPCOマリーゼというチームが、ホームチームとして活動していました。またJFAアカデミー福島という育成学校が活躍していました。マリーゼにはあの鮫島選手も所属していました。せっかくいい施設、スタジアムがあるので、またなでしこかどこかチームが生まれて欲しいですね。
 復興プロジェクト、いいですね。スタートしたのは去年の夏からですが、すでに目標の半分の寄付があったとか。あとは人手不足ですか。気運が盛り上がったきっかけは東京五輪という事で、東京五輪で一気に復興を進めていくという事で、頑張って欲しいですね。 

コメント
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