J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

草の根運動34

2017-01-01 16:00:06 | 草の根運動

読者の皆さま 明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。

 今年も明けました。去年もそうでしたが、晴れた温暖な元旦でした。さて、今年2017年はどんな年になるのでしょうか。この1年を思い描きながら、一つ一つ触れてみましょう。まずは地元ファジアーノ。去年はもう少しでJ1に行けそうでしたが、当ブログとしてはJ1にふさわしい地力をつけて、ぜひJ2優勝で自動昇格して欲しいと思います。同時に地域の宝となる地域に根差した公共財に少しでも近づいて欲しいですね。鈴木GMが7月の山陽新聞の座談会で「(地域貢献活動においては)J2岡山はまだまだ成長段階で、やっとJ2の平均規模まできたところ。クラブ自体のマインドも体制も、これからもっと地域貢献できるところがあると思う」と言われています。鈴木GMに期待しております。頑張って欲しいです。
 J2岡山が進んでいる部分、遅れている部分があると以前に書いていますが、進んでいる部分は、読者の皆さんも十分ご存知のために省略し、少し遅れているのではないかと当ブログで思われる部分を昨年に引き続いて、「Jリーグの付加価値」項目に沿って紹介させていただきます。

            
後援会(動き無し)
 後援会組織は地域の支援者の集合体です。クラブ主催のファン・サポーターの集まりはオフィシャルファンクラブで、クラブ主導の運営になりますが、それが支援の声が集まり、支援者が独自性を持って自主運営し、ヒトとカネの両面でサポートできる独立組織です。よそのクラブの後援会状況は下のリンクどおりです。岡山も地域のVIPな方を会長に招聘して、川崎さんのようにオフィシャルファンクラブを発展させて結成されてはいかがでしょうか。
後援会関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607

②情報開示及び情報発信(公式HPのリニューアル以外は動き無し)
 経営面では、株主名簿や役員名簿を掲載しているところがほとんどです。例えばお隣の広島さんは素晴らしい構成です。まさに広島の県民クラブという印象です。岡山は昨季公式HPをスマホ版でリニューアルしました。全体的にはいいのですが、旧HPと違って、ニュース一覧はもう1回クリックしなければ出てこないし、SNSマークが付いていますが、リンク先は公式SNSではありません。他クラブにこういうリンクしているところあるのかなと思ってみたり。公式LINEアカウントはありますが、公式フェイスブックページと公式ツイッターがまだありません。情報発信力についてはJクラブの中で劣っている方ではないでしょうか。
経営情報関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140716
公式SNS関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151122
湘南・松本との公式HP比較関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161009

   
選手による地域・社会貢献活動(少し増加)
 鈴木GM効果なのか、昨季は地域貢献活動など、選手の露出度が若干増えたような気がしますが、他クラブと比べるとまだまだではないかと。学校訪問もいくらか行かれていますが、毎年熱心に学校訪問を実施しているよそのクラブと比べたら、まだ満足できるレベルではないのかもしれません。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131124

④異競技交流及び他のスポーツチームとの連携(動き無し)
 やっと県が一つ動きました。先日、「おかやまスポーツフェスティバル」が開催されましたが、イベントをやって終わりではなく、TOPS広島のように連携組織を結成しないと意味がありません。岡山ではベル、シーガルズという主要リーグチームがありますが、クラブ同士で連携してはいかがでしょうか。あと、異競技交流といえば、Jリーグの「地域スポーツ振興活動」ですね。他は主なところは昔からされていますが、そろそろ岡山も手を挙げてはいかがでしょうか。今はチアリーディングしか無いようですが。あと、NPO法人 岡山ヒューマンスポーツクラブももっと活用されてはいかがでしょうか。
おかやまスポーツフェスティバル関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161127
異競技交流(Jリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」)関連: http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160124

⑤サポートショップ(協賛店)制度(動き無し)
 FC会員証の提示で、何かサービスを受けられるサービスで、サポートショップはクラブの情報発信基地の一つになり、商店街との連携で街そのものがサポートタウンとなります。当ブログでは、三位一体の支援に続く第4極が、商店・商店街と認識しています。現在、奉還町商店街と連携事業を行っていますが、もう少し範囲を広げてはいかがでしょうか。一昨日の記事の川崎のようにはなれなくても、サポショ自体を始めたらいいと思います。J1、J2を通して何もやった事がないのは岡山くらいになってきましたね。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150512

⑥サポーターカンファレンス(今のところ、2015年シーズンのみ1回開催)
 どこのJクラブでもやっている「義務」のような事業です。昨年はホーム最終戦直後に開催されましたが、今年はまだ開催されていないので、ここに挙げました。まさか、単発事業で終わるとは思えないし、手厳しい声が出るのは、どこのクラブでもある風景であり、それを嫌がった訳でもないでしょう。チャレンジ1のファン・サポーター向けの報告と、新シーズンに向けての説明がそのうちにあるでしょう。と、信じております。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161226

 他にも市町村デー等ホームタウンとの連係強化もありますが、ここでは余り触れません。ネクストが無くなって、また津山市との関係が薄くなるのではと個人的に気にしています。他に1年前の記事では、これに「キックオフイベント」が入っていましたが、1月に一般参加者も参加できる「新体制発表会見」という形で実施されます。良かったと思いますが、ちょっとやってみただけの単発事業ではなく、継続事業にならなければなりません。上に上げた項目は、よその多くのクラブができている事ばかりです。特にJ1クラブはこれらができていないところはほとんど無いと思います。成績や数字を除いた部分での「J1にふさわしい」クラブに少しでも近づくためにも、こういう、成績でも数字でもない「スタンダード」を身に着けて欲しいと思います。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

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