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2017-01-30 00:01:21 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日、ダイヤモンドF.C.パートナーズ㈱という会社名を耳にしました。そうだった、浦和さんは別に会社を立ち上げて株主構成を整備されたんだったと思い出しました。当ブログでも触れていた話題であり、丸く収まったようなので、良かったなと。少し前の情報ですが、自らのリスペクトも含めて取り上げたいと思います。以下、抜粋して紹介。
   
【浦和、一部株式を三菱重工が取得。日産自動車とのクロスオーナーシップ抵触を回避へ:フットボールチャンネル】
  三菱重工業㈱は2016年10月31日、J1浦和の株式の一部を取得することを発表。J1浦和では三菱自動車工業㈱が50.625%の株式を保有して筆頭株主となっていたが、昨年9月の中間決算で2,000億円の赤字を計上したことで、日産自動車㈱の傘下に入って経営の立て直しを推進。それに伴い、日産自動車は昨年10月10日に三菱自動車の株式34%を取得して筆頭株主となることを発表。
 日産自動車はJ1横浜を運営する横浜マリノス㈱の関連会社でもあり、Jリーグは規約およびクラブライセンス交付規則で、同一企業が複数のクラブを「子会社」または「関連会社」とするクロスオーナーシップを禁止。そのため、日産自動車が三菱自動車の筆頭株主となることによって、J1浦和とJ1横浜に関してクロスオーナーシップの規則に抵触する事を懸念。
 三菱重工は、昨年11月中旬に三菱自動車と共同で新会社「ダイヤモンドF.C.パートナーズ㈱(仮称)」を設立し、同社がJ1浦和を運営。その際の出資比率は、三菱重工が60.8%、三菱自動車が39.2%。ダイヤモンドF.C.パートナーズが保有する浦和の株式は50.6%になり、そのうち30.8%が三菱重工、19.8%が三菱自動車の出資となり、残った49.4%をその他の株主が保有。今回の出資比率の変更により、三菱自動車の出資比率が引き下げられたため、クロスオーナーシップ抵触を回避。

 J1浦和は三菱重工の前身の1社である中日本重工業サッカー部が起源で、その後三菱自動車工業サッカー部として活動。三菱重工はJ1浦和への出資に関し、「浦和レッズは、旧三菱重工サッカー部を母体として発足し、Jリーグ設立以来,活動をしてきた。こうした歴史的経緯を踏まえ、このたび浦和レッズのさらなる発展に向け、当社としてできる限りの支援・協力を行なう」と理由をコメント。
フットボールチャンネル該当記事:https://www.footballchannel.jp/2016/10/31/post182467/

 ダイヤモンドF.C.パートナーズ保有分以外のJ1浦和の株式は引き続き、さいたま市、埼玉県、各スポンサー等が保有し、今年1月に第三者割当増資が行われ、浦和レッズの株主数が増えています。クラブの公式HPを見ると、株主欄には、「ダイヤモンドF.C.パートナーズ㈱、埼玉県、さいたま市、スポンサー等42社」とあります。増資についても、「平成29年1月2億7,280万円 株主43社、2団体」となっていました。
 そしてさすが、J1に特にふさわしいクラブは、情報開示も完璧です。その下には株主名簿があり、株式数と株式比率がちゃんと掲載されていました。更にその下には役員名簿もきっちり載っています。
 公共財なのに、経営体質は未だにワンマンオーナーによる個人商店状態になっているところがあるとか無いとかと耳にします。そういうところはやはり恥ずかしくて情報開示できないのかな。特にどこという事はありませんが、もしそこがJ1を目指していたら、そういう大事な部分(情報開示等)も「J1にふさわしい」条件なのではないでしょうか。「わしらファースト」ではなく、「ファン・サポーターファースト」であり、地域に根差した公共財でないと、J1には行ってはいけないと個人的に思います。浦和さんも、親会社のトラブルでバタつかれましたが、解決して良かったですね。
J1浦和関連:34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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