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日本代表のこと・・・271

2015-02-04 00:02:03 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 今日、大きなニュースが飛び込みました。アギーレ監督解任です。休憩時間にスマホで観て、思わず声を挙げるくらいに驚きました。就任してからちょうど半年くらいかなと思っていたら、どうやら半年に満たなかったようです。当ブログでは疑惑が出てから今年に入ってアジア杯を迎えるにあたり、アギーレ監督の告発が受理されない事を祈っていましたが、結果的に受理された結果を受けて、とても残念に思います。アジア杯終了後の続投論も出ていましたが、内心あきらめていました。疑惑に決着がつかない状態で、6月のW杯予選を迎える事は良くないなと思っていた矢先、決着がついたという点では、結果オーライと観ています。今日いろいろ報道が流れました。以下、マスコミ報道をまとめて、抜粋して紹介。
   
【解任までの流れ】
 1月30日に検察側の告発が受理された事を、2月2日の24時近くにようやく確認。大仁会長も「告発が受理されなければ何の問題もなく、今後もこの体制で行けるという風に考えていた」とコメントしており、急な契約解除となった様子。
 大仁会長は「色んな対応を考えている中で、一応技術委員長には万が一に備えて情報は集めておくようにと伝えていた」とコメント。アギーレ監督にはオーストラリアから帰国し報告に来た時に、「もし受理されたら非常に厳しい状況になるということを理解してほしい」と前もって伝えており、3日14時に、直接契約解除を伝えると、「やむを得ない」「分かりました」というアギーレ監督の返答だったとか。今回本人に伝えた契約解除の理由として、まず第一に代表チームの活動への影響、ワールドカップ予選への影響、そのリスクを避けたいという事を伝達し、理解してもらっていた。「今回のこの告発の受理について一番考えなければいけないのは、日本代表に対しての影響。どういう影響が出るかということだと思う」とコメント。
【アギーレ監督のコメント】
 「日本で仕事ができたことはとても幸せでした。日本のサポーターの皆様の応援に感謝しています。日本代表チームの将来に幸運を祈っています」
【契約解除に対しての違約金】
 「アギーレ監督とは今回の解除について条件面でも合意しているが、守秘義務で内容は言えない。違約金は無い」 と大仁会長のコメント。
【後任について】
 霜田委員長の「リストアップはこれから。今日の技術委員会で現在、Jリーグでやっている監督に声を掛けることはしないことを決めた」と、現職のJリーグ監督からの引き抜きは否定。後任の条件としては「国籍は問わない。日本代表を強くしてくれる人」としたとか。3月に監督代行で臨む可能性を問われると、大仁会長は「できれば3月の試合に間に合わせたいと思うが、それに間に合わせるために「この辺でいいだろう」という人材を選び方はしない。技術委員会がこれから全力を挙げて新しい監督を含む新しい体勢を作るために取り組んでいくことになるが、(監督代行の)可能性がゼロとは言えない」とコメントし、3月27日チュニジア戦、31日ウズベキスタン戦までに決めたい意向。
 霜田委員長は「日本人のいいところをリスペクト(尊重)し、世界で勝つために何が必要かを持っている。W杯予選を勝ち抜ける監督を連れてこないと」とコメント。
【現在フリーな有力監督】(代表監督経験者)
・プランデッリ(伊):元イタリア代表監督。
・ラニエリ(伊):前ギリシャ代表監督。
・ファンマルバイク(蘭):元オランダ代表監督(韓国とは交渉決裂)
・ドメネク(仏):元フランス代表監督。
・スコラリ(伯):前ブラジル代表監督。

 今日の段階での情報はこんなところです。短い間でしたが、アギーレ監督お疲れ様でした。ぜひ無実を勝ち取ることに全力を尽くしてほしいです。そしてまた、いつの日か再び日本代表を率いて欲しいと思います。まだまだお若いですから。身がきれいになって、正々堂々と日本代表を力強く引っ張って欲しいです。アギーレ監督とは10年間交渉を持ち、4年越しの思いを実らせてスムーズな契約へと結びつけましたが残念でした。決まった事はしょうがないです。前へ向いて歩んでいきましょう。
 新監督ですが、3月末の国際親善試合2試合に間に合わなければ、6月予定のW杯予選が新監督の初陣になる公算が大きいので、3月までに決めたいところですが、じゃあ日本人監督でいいのかという事になります。上にネットで見かけた現在フリーになっている有力指導者を紹介しています。大事な事はW杯本戦に出場し、勝てるチームにする事です。個人的にはスコラリ監督がいいですね。しばらくはこの話題で賑やかになりそうです。でもまさか、アギーレ監督に決まった時に、半年後にまさかこうなるとは思っていなかったです。

 ドイツW杯後にオシム監督になった'06年から'07年の時代に似ていると思います。ジーコジャパンで惨敗し、代表監督経験と日本での経験が豊かなオシム監督が就きましたが、道半ばで病魔に倒れ、あの岡田監督が就任しました。結果的に南アフリカW杯で成績を残せましたが、本番直前に日本協会に進退伺いを出すほど不安定な内容。ぶっつけ本番での本田のトップへ抜擢という大博打に勝っただけと当ブログは認識。
 今回の流れで評価しているのは日本人監督待望論は息をひそめ、有力外国人監督への流れが見られる事。技術委員長の「日本人のいいところをリスペクト(尊重)し、世界で勝つために何が必要かを持っている。W杯予選を勝ち抜ける監督を連れてこないと」というコメントに、大きな期待を持っています。楽しみにしています。

コメント
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