事例紹介コラムです。
3月7日から、マスカットスタジアムでのプロ野球オープン戦開催に合わせて、倉敷スポーツ公園で「2013 おかやまベースボールパーク」が開催されています。今朝、山陽新聞に出た全面広告を見て、そこにあったフードコートの案内を見て感動しました。「まさに理想的なスタグルだ」と。そして、今日楽天対ヤクルト戦が行われるのにあたって開催されたベースボールパークに立ち寄ってみました。ただ、移動の途中なので余り時間はない。以下、その模様です。
正午より少し早い時間で、右回りから入場してみました。補助球場では選手が練習しているのかな。大勢のギャラリーがいました。またゲートでは入場前なのか長い列が続いていました。正面玄関を越えると、見えてきましたスタジアムグルメ。まず並んでいるのがケータリングカーのブース。確かに同じデザインの屋根を揃えたテントもいいのかもしれませんが、個人的にはケータリングカーを見ただけで、個人的に興味をそそられるのも事実。そして、その、向こうにはズラっとテントが一列で延々と並んでいました。1ブース2テントが多いですが、中には1ブース1テントの店舗も。ゆっくり見てまわりました。
まず手前にあったのが、企業PRブース。ネッツトヨタ岡山、星野仙一記念館、アキュラホーム、ハローズは広告には試飲会や「カバヤ食品『カバ車』」とありましたが、ドリンクのパネル展示のみでした。ネッツはエコカーを展示していました。そして、その次からは岡山のご当地グルメのオンパレード。食べる量は限られているので、何を食べるか厳選しなければならない。まずは一通り見て歩いてみました。お店の数はケータリングカー4、テント21張で合計25ブース。以下、広告掲載順に紹介します。
・三好野本店 (弁当等)
・岡山藤田おにぎり茶屋 (おにぎり、鶏からあげ等)
・衆楽館 (備前バーガー、備前カレー等)
・河本食品 (デミカツ丼等)
・大惣
・広東菜館 山珍 (豚まんじゅう)
・岡山木村屋 (パン等)
・彩の里 (津山ホルモンうどん、作州牛鉄板焼き、作州牛温玉うどん等)
・倉敷スイートタウン (湯浅シェフの「レモンクリームパスタ」「黒田の黒カレー」)
・お好み焼き タマちゃん (カキオコ)
・お好み焼き あっちゃん (蛸塩焼きソバ等)
・テッパン (桃まん、中華ちまき等)
・TEBA家 (くるくるウィンナー)
・en-cafe (クレープ)
・BARAN☆BARAN (もちもちポテト等)
・聖原田 (黒豚串カツ等)
・にいみ茶屋 (千屋牛バーガー、千屋牛めし、千屋牛らーめん等)
まずは食べたのが、タマちゃんのカキ オコです。目の前でドボドボとカキを乗せていて、待っている間に食欲をそそります。前にシーガルズの試合で食べた事がありますが、中身も大阪風でも広島風でもなく、特徴があります。特徴は天かすと卵が目立ちますね。それに加えてカキがたっぷりあって、美味しくこれだけで満腹になりました。こちらのお店はマスコミにもよく出る有名店で、食べログでもベストレストランに3年選ばれたとか。
次に食べたのが、備前バーガーです。千屋牛もそそられたし、カレー類も美味しそうでしたが、店の前にあったパネルの商品スナップで決めました。同じく備前カレーにも誘惑されました。うまく表現できませんが、独特のメニューです。美味しそうです。でもバーガーを注文しました。包装していたので、ちょっと写真と比べて高さが縮んでいましたが、味は抜群です。ご当地バーガーを食べたのはほぼ初めてですが、従来のハンバーガーのイメージを払拭しました。これは上手いと。味覚も濃厚で複雑。これは何の味が出ているのかと考え込みました。
ファジロードにある山珍の豚まんにもそそられましたが、まあいつでも買えるやと。カンスタでは買えないが。ホルモンうどんも上手そうでしたが、何度かいろいろな所で食べた事があるぞと。食べたかったのが千屋牛関連と蛸塩焼きソバですね。また、機会があれば食べたいと思います。
最後に、中庄にある倉敷スイートタウンの「湯浅シェフ」メニューのブースを見ると、湯浅シェフご本人もお客さん相手に愛想を振りましていました。岡山国際ホテルがゴタゴタして、気になっていましたが、お元気そうです。仕事柄も顔見知りですが、すいませんスルーしてしまいました・・・ もう食べれませんので。
いやぁ、いいフードコートでした。規模といい味といい、今まで訪れたスタグルの中で№1です。もしこのままJリーグの試合会場にあったなら、絶対に全国1位になると個人的に実感しました。当ブログではスタグルの理想は「ご当地グルメののれん街」と言い続けていますが、理想の姿だったものを現実で体験した思いです。オーバーに聞こえるかもしれませんが本当なのです。こちらはしっかり店名を表示していて、各店が自分の店名に責任を背負いながら一所懸命に、販売をされていました。
当方は倉敷市民ですが、備前のメニューなどは普段接する事はなく、同じ県内でも新鮮で食欲をそそります。特にこういう特産品というのは一般的に販売場所は少なく、なおさら貴重感が増します。県外客だけでなく、県民にとっても県内ご当地グルメは食べたいのです。ご当地グルメで満載のフードコート、ほとんど地元のメニューが見られないフードコート、さて、読者の皆さんはどちらが理想に思えますか? まあ、地元の店を出て欲しくても、出てくれないケースもあるようですが。
こちらのフードコートは、統一デザインではなく、普通の白いテントに手作りの看板を掲げている質素なスタイルでしたが、やはり味と付加価値(ご当地グルメという個性等)があれば、良さにはそれらは関係ない事がよーくわかりました。ちなみに楽天とヤクルトでしたが、両チームにちなんだ目玉メニューもやはりなかったです。まぁないだろうけど。
スタグル関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121130
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120921
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120812