J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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Jリーグの話題33 【J特】

2013-03-06 00:05:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 この前のFOOT×BRAINですが、大東チェアマンが出場して、「チェアマンに聞く! Jリーグと日本サッカーの未来」というテーマだったのですが、なかなか中身が濃かったので、当ブログで中身を紹介して、コメントも入れる事にしました。番組の中で、「SOCIAL×BRAIN」から出た質問にチェアマンが答える形式でしたね。以下、抜粋して紹介。
   
【J3は本当に始動するのですか?】
 2月26日にJ3創設を正式に決定。世界に伍するJ1クラブと、底辺を広げていく普及の部分。高さと広さの部分があるが、両方目指していきたい。現在40クラブだが、まだ30都道府県で、ない県が17ある。そういう所に「Jリーグが欲しい」という地元の希望があるし、J3のような制度がいつか必要になる。「J3=サッカーの裾野を広げる」目的がある。
【若手を強化するにはJ3よりもサテライトリーグが良いのでは?】
 若手選手の出場機会増加を目的としたリーグ戦で、クラブの経費節減などを理由に2009年限りで廃止されている。18~21歳の一番強化が必要な選手の試合数が少ないのは課題であり事実。3大会連続で、U-20W杯に出場できていないなど、若手の伸び悩みは大きな課題で、「若手の伸び悩み=Jリーグ出場の少なさ」が挙げられている。
【Jリーグ×若手強化策】
 「育成型期限付き移籍」
 今シーズンから18歳~23歳の選手に限り、下部リーグへの移籍期間の自由化を試験的に導入(24歳以上の移籍期間はシーズンオフと夏場)。自由にJ1からJ2に移籍できる移籍の自由化を導入。できるだけ移動がしやすく、若い選手に出場機会を増やす事が重要であると思ってやっている。
【秋春制には移行する方向なのでしょうか?】
 「秋春制のメリット」
・シーズン途中の海外移籍がなくなる。
・日本代表の強化日程が組みやすくなる。
・パフォーマンスが低下する夏季を回避。
 メリットはあるが、マーケッティングや顧客目線では課題があるので、一つずつつぶしたり、協議している段階。シーズンを移行するのは簡単にできるが、試合開催時期を決めるのはよく考えて決めなければいけない。スタジアムなど施設の問題も絡んでくる。降雪地域の試合をどう組んでいくかという事も重要な問題になる。現在、スタジアムと練習場の雪対策が協議されている。
 「欧州リーグ『春秋制』を検討」
 欧州各国のリーグが、カタールW杯後に春秋制へ移行する事を検討。、Jリーグがヨーロッパに合わせようとしているだけに先行きが心配。Jリーグでは「シーズン移行問題」は5月に結論を出す予定。
【どうにか海外の大物スター選手をもっと呼べませんんか?】
 チェアマン個人的には大物スターを呼べるクラブが数クラブあってもいいと思っている。アモローゾやフッキ、エムボマなどJリーグでスターを育成していくというスタイルになってもいいのではないか。
【どうすればJリーグの世界的評価が高められますか?】
 アジアからJリーグに対する羨望は、特に育成面で高まっている。昨年、「Jリーグ アジア戦略室」を設立し、タイ、ベトナム、ミャンマーとパートナーシップ協定を締結。アジアに貢献する事は日本のレベルアップにつながる。アジア戦略の一環として、名古屋、磐田、C大阪、湘南がタイでキャンプを実施し、来年スタートするJ3リーグに「東南アジア枠」の導入も検討中。
【メディアへの露出が不足しているように思う。メディア露出戦略などはありますか?】
 テレビよりもスタジアム。メディアに露出するためには、まずはスタジアムが満員になって、そこから発信していかなければならない。いきなりメディアに露出といっても、メディアの方が難しいと思われる。
【Jリーグ百年構想の1/5が終わった。達成できた事は? できなかった事は?】
達成: 地域に根差した点。地域の皆さんは熱心。
     「Jリーグ2012 視聴率データ」
     11/24:広島対C大阪戦 22.5%(広島地区) / 11/18:大分対京都戦(PO決勝) 16.3%(大分地区)
未達成: 全国レベルでは視聴率が上がらない点

【+Qualityプロジェクト】
 選手、監督、審判、クラブ。リーグが一体となって異議、遅延行為をなくして、魅力的な試合を実現させる取り組み。
・アクチュアルプレーイングタイム(実際のプレー時間)
 J1リーグ: 2011年:54:39 → 2012年:55:37  58秒増加

   
【「Jクラブ グルメ大集合」開催】
 ゼロックススーパーカップの開催に合わせて国立競技場で開催。SOCIALxBRAINが選ぶ「食べてみたいスタジアムグルメ」人気ランキング!!
1位 「牛たん丼」ベガルタ仙台/ユアテックスタジアム仙台
2位 「豊後とり天」大分トリニータ/大分銀行ドーム
3位 「信州山賊焼き」松本山雅FC/松本平広域公園総合球技場
    「かしわめし」サガン鳥栖/ベストアメニティスタジアム
    「長崎角煮まんじゅう」V・ファーレン長崎/長崎県立総合運動公園陸上競技場
6位 「川崎塩ちゃんこ」川崎フロンターレ/等々力陸上競技場
    「にくまきおにぎり」ジュビロ磐田/ヤマハスタジアム
      「VF甲府 鳥もつカレー」ヴァンフォーレ甲府/山梨中銀スタジアム
      「炎のカリーパン」モンテディオ山形/NDソフトスタジアム山形
   「新潟タレカツ丼」アルビレックス新潟/東北電力カビッグスワンスタジアム・新潟市陸上競技場
   「飛騨牛コロッケ」FC岐阜/岐阜メモリアルセンター長良川競技場
   「道頓堀くくる 大たこ入りたこ焼き」ガンバ大阪/万博記念競技場
   「門司港発祥 焼きカレー」ギラヴァンツ北九州/北九州市立本城陸上競技場
   「キムカツサンド」鹿島アントラーズ/県立カシマサッカースタジアム

 ちなみにカンスタの「米っこ角煮まん」は同率15位(3つ)でした。いろいろとJクラブのスタグルのランキングを観ましたが、どのランキングも大体似たようなもので、このランキングが大体平均的に表しています。一番正確に順位を示しているでしょう。当ブログで言う「ご当地グルメののれん街」だと思います。
 あとは、若手強化の問題は根が深いと思います。何かいい策はないのでしょうか。いくら下部チームを作ってもトップ昇格が少なければ、「スタッフを食わせるためだけに続けているじゃねえのか」と存在意義が問われる事になりますから。
 シーズン移行問題ですが、やはり出ました。ヨーロッパの逆移行現象。協議を止めて、しばらくヨーロッパの動向を見守ってみてはいかがでしょうか。FOOT×BRAIN面白いですね。しかも、今話題のFaceBookを取り入れているのがいいですね。当ブログも「SOCIAL×BRAIN」に今度何か投稿してみようかな。

コメント
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