ボランティアの力８５

　昨日、Ｊ２開幕戦の岡山対甲府の試合のボランティアに行ってきました。３／８前編です。岡山でのＪリーグ元年であるとともに、新しくなったファジアーノのボランティア組織「ＦＶＳ」の記念すべきデビューの日です。
　移動途中で山陽新聞を買ったらタマげました。何と真っ赤っかです。さすが背中スポンサー様です。これはインパクトありました。考えてみれば、山陽新聞を取っている県内の全世帯に、ファジアーノ特集号が１面化している紙面が行き渡るのです。すげーです。
　　　　　　　　
　集合は８時３０分。控え室からピッチを見ると、11ミリオンの看板もあるし、すっかり景色がＪ仕様になっていました。ピッチボードがガラっと変わって三角錐に・・・新鮮です。
 　ＦＶＳのミーティングです。すごい人です。部屋に入りきれない人数が集まりました。特に岡山県立大学の皆さん、大人数での参加ありがとうございます。
　　　　
　配布するチラシのセット組です。ナンバー・ゼロというＪリーグのフリー誌とスカパーミニチラシが入った袋に、ＭＤＰと選手名鑑を入れていきます。時間はないし、単純作業なのでしんどい面もありますが、去年と違って疲れない要因があります。それは「Ｊ」のマーク。これを目にすると不思議と元気が出ます。「Ｊの試合なんだぁ」と。
　あと、ＭＤＰも優れモノです。カラー刷りの４ページものですが、広げると何と！ミニポスターに早変わりするのです。これはう～むと唸りました（笑）。ＧＯＯＤ ＪＯＢです。皆さんも受け取ったＭＤＰは試合が終わっても捨てずに、ご近所のお店かどこかに貼ってもらうように、お願いしてみて下さい。　　　　
　　　　　
 　この日の作業は、メインでゲート作業です。いろいろな方が来られました。何と湯郷ベルご一行様も来られました。本田監督をはじめ選手達、あの代表ＧＫの選手も。駐車場を見ると、ベルのバスが・・・チャーターバスで来ていただいてありがとうございます。ＲＳＫスポーツダッシュの清水アナも。性懲りもなく「いつも観てます！」とまた声をかけてしまいましたが、もはやマスコミの方への挨拶化してます。
　　
　今日は不思議と、去年とは顔ぶれが違う気がしました。もちろん何千人という来場客の方々なので、思い違いがあるかもしれませんが、何となく感じました。新規客がだいぶ増えたのかなと、個人的に実感。
　岡山でのＪの試合を観たくなかったのかと聞かれたら、そりゃ観たかったよと応えるかもしれません。特に一番観たいな～と思ったのは、試合前セレモニーで過去の監督、キャプテンを表彰？するセレモニーで、山下総監督に続き、藤井一昌元選手の名前がコールされ、沸いた時です。
　私もキャプテン一昌には思い入れあります。しゃべった事はないですが、ＮＰＯ時代から様々な試合会場で勇姿を観ました。福田公園だったり、四十瀬（倉敷市営球場）だったり。会員交流会での勇ましいスピーチも覚えています。つーか、読者の方で、この話がわかる人・・・ほとんどいないだろな。
　そういえば何年か前だったか、１２（トゥエルブ）で、キャプテン一昌の結婚式２次会に出くわしています（本人が来る前に失礼しましたが）。同じく歴代主将に名前を連ねる酒井（ＲＫＣ）監督は、欠席のようです。酒井さんも功労者だと思います。

　前半途中までは試合観たいなぁという気持ちがありましたが、途中からボラ作業に夢中になってそんな気持ちは消えてしまいました。どーせあと２４試合あるしと。　あと、不思議なもので、今まで黄色い試合や代表の試合でこの規模以上の試合を散々観ているので、スケール・規模に感動するという事はなかったです。そういう部分も関係しているかもしれないので、他のカテゴリ・試合を観るというのも、ボランティア的には、いい効果があるのかもしれません。
　確かにＪ２岡山の試合は観たいが、更に近い所で支援をしたいという気持ちが強いですね。

　岡大学生のグループが来てました。「岡スポ」という構内新聞の編集委員達で、同じく岡大生の野本選手が１面に載っているのがきっかけで、今日は会場で同紙を配布。ボラ作業も手伝ってくれたようです。
　とにかく、この日のボランティア作業について、特に撤収作業では多い人数に助けられました。Ｂゲートなどは人数不足のようで、また限られた時間の中で運搬したりする遊撃隊役の部門も、忙しかったようです。
　去年もそうですが、これからの暑い時期、平日の試合などに、この日並みの動員が見込めるのか、ＦＶＳメンバーで少し話が出たりしました。後編に続く。