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頑張れ!Fリーグ9

2009-03-27 00:04:20 | フットサル(Fリーグ等)
 最近メッセージ性を強く感じる週刊サッカーマガジンですが、最新号に「浮き彫りになったFリーグの欠陥」というインパクトあるタイトルの記事がありました。思わず読み込んでしまいました。なかなか奥の深い記事でした。抜粋して紹介。
    
 第14回全日本フットサル選手権大会(PUMA CUP 2009)で、関東地域第1代表のFUGA MEGURO(フウガ目黒)がFリーグ上位3チームを撃破して優勝を飾っています。サッカーで言うと、JFLのHONDA FCが天皇杯で優勝するような事です。
 FUGA MEGUROが所属する関東リーグは、Fリーグが2年前に開幕するまでは、国内で最もレベルが高く、集客力があった有力リーグでした。当時の日本代表選手の9割が所属しており、現在、地域リーグ上位チームによる全国大会として地域チャンピオンズリーグ(関東3、関西2、それ以外の地域は1)が開催されていますが、その中でも関東勢は強いようです。

その記事にあるFリーグの課題としては次の3つです。

①戦力的にトップ8でやっていない
 Fリーグは8チームですが、事実上2強(名古屋、浦安)状態で、下位チームとのレベルの差が大きすぎるとしています。Fリーグが誕生した時に関東からは3チームしか参入させず、普及優先という事で、全国を範囲で参入させています。今になって、Fリーグ8チームの上下格差が顕著になってきています。これに新しいチームが加わるという情報もありますが、大丈夫かな。

②全日本へのモチベーションの保ち方
 全日本選手権大会が、Fリーグが閉幕した後のいわゆる「ポストシーズン」期に開催されるため、モチベーションが低い状態でFリーグチームが戦わなければならない事になります。これで下のアマチュアがFを破るというジャイアントキリングが生まれやすくなっているのです。

③Jほど恵まれていない選手達の環境
 Fリーグの選手は大半はセミプロかアマチュアで、他に仕事をしながらリーグを戦っています。クラブの方も経営は厳しく、完全プロ化はまだまだ先と言えます。名古屋に続くプロチームがなかなか出てきませんね。世界同時不況の影響も大きく、先行き不安です。

 昨年、私も東京でFリーグを観戦しましたが、正直まだまだだなぁという感想でした。もっと魅力ある興行を考えるべきだと思います。
 もし万が一、リーグが解散となれば、フットサルという競技自体のイメージダウンは避けられません。頑張って欲しいです。同じサッカー協会の組織なんだから、サッカー協会のノウハウをもっと取り入れえられてはいかがでしょうか、と個人的に思います。 また機会があったら、Fリーグの試合観戦をしたいと思います。
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