J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

優勝の味17

2009-03-25 01:31:11 | スポーツ文化・その他

 やりましたね。WBCの話題です。ここもかぁと言われそうですが、優勝した時点で載せなくちゃと思いました。やっぱ連覇はスゴいですよ。当ブログ的に語りたいと思います。 
    
 「打てない」「もう年だ」などと悪く言われていたイチロー選手が最後に打ちました。職場で音を消して、お得意先さんと密かにそのシーンを観ていました。(サボリではありません。お客様とのスキンシップです。笑) 「ここで打たないと」「ここで打ったら、イチローは今までのは帳消しでヒーローになるぞ」と言いながら観てたら、打ってくれました!
 今大会のMVPは岩隈選手ではなく、松坂選手でしたが、隠れたヒーローは原監督だと思います。大会前は采配がムチャとか、イチローと確執がある説が週刊誌に流れたりしてましたが、そんな風評を一気に吹き飛ばした快挙です。
 オリンピック監督はボロカスに言われましたが、WBC監督は賞賛の嵐です。いろいろなチームの猛者達を「侍ジャパン」という一つチームにまとめる事ができたのは、やはり原監督の人望というか能力なのではないでしょうか。巨人の監督に就任したばかりの時に、「ジャイアンツ愛」などとチーム愛を強調し、選手にぶつかっていってましたが、今回も同様なのか。
 私もそういう所は全くの素人で偉そうな事は言えませんが、チーム運営はバランスだと思います。いくら名監督でもいい選手が揃っていても、バランスが悪ければ勝てないと思います。原監督は見事にバランスを採ることができたと思います。
 今朝の山陽新聞に原監督の記事が出ていました。原監督は選手を信じる姿勢を貫いた。最初の頃はサインを出しているフリをして、全部ノーサインだとか。日本選手が持つ「野球知能」を引き出そうという狙いだったと。
 合宿地に到着した翌日に全員で食事に行ったそうです。「時差ボケを抱えながら、みんなで集まって話をする。それがいいんだよ」と同じ時間を共有することを大事にしたとか。その辺が星野氏とは違ったのかもしれませんね。

 今回の大会での感想は、アメリカや特にキューバが弱くなったなぁと。ポロポロとエラーをする姿にはビックリです。リナレスがいた頃のキューバは雲の上の存在でしたが、今回のキューバは弱かったですね。
 今や、世界の野球はアジアのものですね。大リーガーの欠場が多かったとも聞いていますが、仮に有名大リーガーが揃っていても、アメリカには負けてなかったのでは。(ちなみに画像は今朝の朝ズバ!でした)

 サッカーファンは、野球なんか見ないよという方もおられたと思いますが、WBCはサッカーで言えばFIFAワールドカップ。サッカーなんか観ないよという人もみんな観てましたからね。いいんじゃないですか。野球ぐらいでしょ、球技のプロスポーツで世界一が狙えるのは。サッカー日本代表が世界で優勝を争えるようになるのは、あと何十年かかるか・・・ サッカーファンも、アンチ野球ファンも今日は素直に、WBC優勝を祝いましょう。
 こういう所をサッカーの日本代表にも見習って欲しいです。

コメント
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