J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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優勝の味7

2006-10-14 00:58:39 | スポーツ文化・その他
 北海道日本ハムのみなさん、新庄さんリーグ優勝おめでとうございます。これで2回目の投稿です。3回目もあるのでしょうか・・・
 今回はヒルマン監督の話が面白かったので取り上げてみました。日ハムでヒルマン監督といえば、すぐに思い出すのが先発ピッチャーから5回足らずで交代させられた金村投手から、監督批判を受けましたよね。でもさっきのスポーツニュースで、金村投手も日本シリーズには出場とか。
        
 ヒルマン監督は今年で4年目。決まり文句は「シンジラレナイ!」。英語では「アンビリーバボー!」ですか。今年、ヒルマン野球が変貌を遂げたようです。これまで大リーグ方式で大味野球を進めていましたが、今シーズンからコツコツと1点を取りに行く”日本式”に変更したようです。1点差試合が昨年は10勝23敗に対して、今年は23勝16敗。去年5位に終わった時点で、日本野球を理解し、適応を図ったと。強い信念でチームをつくった。昨年、日本野球を重視した戦術に反対する采配批判繰り返した外国人コーチを解任。来日後に「武士道」の書物を読むなど日本の考えを研究。日本人の歴史背景にある自己犠牲の精神を学んだそうです。ヒルマン監督は負け犬根性を叩きなおして、就任当初は犠打を軽視したが、今季犠打数はリーグトップの133で去年から倍増。三振数は激減したそうです。ヒルマン監督は嫌いだったカレーを、食堂で選手とともに食べ、日本語で会話をしたりと日本化に努めたそうです。
 「北海道が好き。北海道の皆さんは世界で一番」とファンサービスを重視し、公開練習、2時間のサイン、シーズン中でも野外ライブでの自慢の歌声やトークショーなどファンと交流した。何より選手にも優しい。選手批判は一切無し。エラーの選手に対しても「彼には何度も助けてもらってる」を感謝。采配批判した金村投手に対しても「彼の気持ちはわかる」と言ったとか。ここまで選手に優しい監督はいないですよねー
 リーダーはやはり優しさも必要です。強引に自分の考えだけを押し通すだけの人間はヤバイっしょ。まわりは呆れて「放っとけ、したいようにさせとけ」となり、気がついたら裸の王様状態ですか。しょうがないからどこかから自分の威厳を保てそうな物を持ち出してくるというパターン・・・あっ仕事関係の例を出してしまいましたね(笑)。
 あと、新庄マジックというのがあるようですね。「野球を楽しもう」という言葉にナインが乗せられて、リラックスして持てる力を存分に発揮したとか。
 やはり日ハムは強いと思います。プレーオフ初戦まで13日も間が空いたのに1度も負けずに完勝優勝ですから。去年阪神だったか、敗戦の理由を日が開いたせいにしたチームがありましたね。とにかくも優勝おめでとうございます。
コメント (2)
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