ファジアーノがある風景２

　今日もファジアーノがある風景を見ました。それは浅口近辺の卵を扱う会社。用事で訪問したところ、先日、笠岡で開催された「笠岡東ＲＣ・少年サッカー教室」に参加された親子さんがおられました。（あの日観客席でお会いしてます）
　　　　　　　　
当日の模様：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/2886321cacf7f6810713a5885914e961
　その息子さんは、寄島ＳＣ（小学生）の低学年チーム所属。車に入っていたフラッグと24日の日付が入ったポスターを進呈。すると、裏面に７～８人のファジ選手のサインが入っている当日パンフレットを見せてくれました。ジェフェ様と見られるサインがなぜか１３番と書かれてある。このお母さんも「どうしてかなぁ」と。サインが書かれた紙について、「どうやったらキレイに残せるかなぁ？」と質問されました。雨で一度濡れ、裏の印刷が浮き出ていて、お世辞にもキレイじゃない状態。「そうすねー　コピーして修正液、コピーして修正液だったら、何とか形になるんじゃないすか」と答えると、「チームのみんなに配りたいから、スキャナーをうまく使ってやろうかしら」と。そのお母さんの目は宝物を見る純粋な目でした。
　
　寄島地区は中学校にサッカー部がなく、サッカーをやりたい子は、倉敷（ハジャスとか）に通う。そこが都心部との違いです。でもサッカーをやりたい・・・
　「寄島ファンクラブ」というキーワードが出ました。会員か緊急法人スポンサーに該当するのかは未調査ですが・・・「地元でファジを応援する人を集めてやろうかしら。多分簡単よ」と結構乗り気でした。「ＳＣの父兄中心に例えば１人５千円集めても１０人だったら５万円よね」といろいろと言われてました。「会社ではどうなんすか？」と聞くと。「まず『寄島』をＰＲしなくちゃ。土俵にまずみんなで乗ってから、更にもっとやりたい所は自分ところの会社で別にスポンサーになればいいじゃないの」と。
　何か、これが「草の根」なんだなと実感しました。地域から自然と湧き上がってくる、「子供達に夢を」という純粋な目的だけのために。チームを応援する目的がいろいろと別にある事もあります。公式サイトでもボランティアを募集中ですが、私はこういう「草の根」パワーがこのクラブには一番必要とされていると思います。　
　「寄島にもファジの選手教えに来てくれないかしら」と。去年も山陽高もサッカークリニックを開催してるし、福嶋さんもいる。ヒデ中川もいるし、噂では学校にも顔を出した事があるとか。またファジの選手達が浅口市、寄島に来てくれる日も遠くないのではないでしょうか。　ちなみにここの卵は逸品です。日本全国に販売しており、結構ＶＩＰの方の食卓にも上がっているとか。そのうちどこかで目にされるかも。

　そして、明日はガーナ戦。オシム対ジーコの新旧代理試合。