かしょうの絵と雑記

ときどき描いている水彩スケッチや素人仲間の「絵の会」で描いている油絵などを中心に雑記を載せます。

「虹遊会」展のことと茨城海岸の作品

2008年06月30日 | スケッチ、油絵、写真
茨城・小貝浜の朝明け(油彩10号) 

 前回、大学生協会館での「虹遊会」展のことを載せ、今後、その出品作品を紹介すると書いた。ところが会場でとった写真はガラスの反射がひどいなど問題があり、撮り直すことにした。そのため、他のメンバーの作品紹介は後日へ。

 掲載の油彩画は私の作品。前に掲載した茨城の海岸でのスケッチの1枚と同じ場所のものであるが、写真を参考に書き直した。実は、この作品は展示会のあと私がいろいろ世話になったいばらぎコープに寄贈し、同生協が運営している福祉施設・デイケアセンターに飾ってもらう予定。昨年、練馬にある生協仲間が運営しているデイケアセンターに1枚寄贈し、ホールに飾ってもらったので味をしめたわけ。貰い手がなくて死蔵されるより、人目につくところに置かれることは作品のためによい。迷惑かもしれないが――その先のことはいわない。

 介護福祉事業は今、政府のきびしい社会保障費抑制策のもと事業的に成り立たせるのが大変な状況。利用者のために良心的な運営をめざす生協関係の施設はどこも大変であり、いばらぎコープの場合も同様。たまたまだが、この絵は荒れ気味の太平洋の朝明けであり、生協とその介護福祉事業にはぴったり(絵のまずさの弁明です)。
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「虹遊会」作品展

2008年06月29日 | スケッチ、油絵、写真
「虹遊会」作品展の様子(28日、大学生協会館) 
 
 わが絵の会は生協関係者ということで、生協の虹にちなんで「虹遊会」と名乗ることになった。「彩虹会」という案が有力であったっが「『最高会』と思われたらまずい」ということでやめになった(そんな誤解をされることはない?)
 その「虹遊会」の作品展が大学生協会館(東京・杉並)の1階ホールで開催されている。28日に同会館で開催の大学生協OB会「ユニコープ」の総会を記念しての企画であるが、7月2日まで展示される。
 今回は8人のメンバーが2,3点づつ出品した。私も油彩を3点出品。28日の観賞者は同じ生協のOB仲間なので、おほめの言葉が多かった。しかし、ぜひ譲ってほしいといった商談はなかった様子。このあと出展作品を紹介したい。
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小平のあじさい公園で

2008年06月25日 | スケッチ、油絵、写真
小平のサイクリングロードの紫陽花と鳩(おじさんが自転車に乗っているのがはっきり分かる構図なら満点。)
 
 埼玉・越生に行った時に「あじさい祭り」ののぼりが沢山あったのに、紫陽花の花が咲いていなかった。たまたま、昨日、私の畑・市民農園の様子をみるためにサイクリングロードを通ると紫陽花が花盛りを過ぎながらも頑張っていた。
 そこで自宅にカメラを取りに帰り、何枚か撮った。自分では意外にいいアングルで、絞りやシャッタースピードも良かったと思っている。もちろん、遊びで下手は自覚している。が、スケッチが掲載できない時にこんな写真を載せることがあるかと思うのでよろしく。



小平・あじさい公園にある斎藤素厳の彫刻。彼の作品はサイクリングロードに16体展示されている。私が好きなこの彫像は雨上がりのあじさいに囲まれて魅力的だった。 



何百もある紫陽花の中から一つの花をどう浮き上がらせるか?まだ難しい。



梅雨の晴れ間で、ちかくの幼稚園から園児たちが遊びに来ていた。
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川越・小江戸の「時の鐘」

2008年06月22日 | スケッチ、油絵、写真
 前作と同じに「絵の会」の折りに描いたもの。元になった写真は時の鐘の塔が頂上まであった(似たものは16日のブログに掲載)が、上部をカットした。左から出ている洋風の街灯と観光客がいなくて、建物だけであればまさに江戸時代である。
 神戸のふーさんはカメラに撮りたいテーマが多いので、改めてゆっくり来たいと言っていたが、私にもこんどはカメラでなくキャンバスをもって挑戦したい景色があちこちにあった。

追記
 350年あまりの歴史を持つという川越まつりは10月の第3土日とのこと。そこでは200年まえに江戸から伝わったという豪華な山車が勢ぞろいする。「川越祭り会館」でその現物をみたが、8メートルの高さの多数の山車は豪華だけでなく仕掛けが面白い。蔵の町など電柱がないので、江戸時代の再現になりそう。
 10月の祭にはいつも埼玉の生協OBが集まるそうだが、今年はおーさんが誘ってくれるという。
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越生・黒山の里でのスケッチ

2008年06月21日 | スケッチ、油絵、写真
 今週は月1回の絵の会(労金西新宿支店友の会「虹遊会」)があり、さきに写真で紹介した埼玉・越生の風景を写真からスケッチにした。黒山三滝はいずれも山の中にあり写真にはなるが、滝の流れだけで絵になりにくい。このスケッチの場所は黒山三滝にむかって、途中にある里の渓谷。

大学生協会館で虹遊会の絵画展開催

 わが絵の会「虹遊会」のメンバーはその大半のメンバーが大学生協のOB・OGなので、6月28日開催の大学生協のOB会・ユニコープの総会を記念して、大学生協会館で絵画展を行います。この日は皆さん、出展作品の仕上げなどに懸命でした。
 大学生協会館1階ロビーでの絵画展は6月26日に飾り付けされ、7月2日の午前中まで展示されています。入場無料ですのでぜひご来場ください。大学生協会館は地下鉄丸の内線東高円寺駅下車、蚕糸公園の先(電話03-5307-1111)。
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埼玉・越生での撮影会(続)

2008年06月17日 | スケッチ、油絵、写真
黒山三滝の下流で撮った滝

 神戸のふーさんと埼玉のおーさんは埼玉・越生での撮影会のリーダーとして、そこでの写真を参考のためと弟子の私にメールで送ってきた。それを見ているうちに分かったこと―パソコンで見てるかぎり、その技量の差はあまりないということ(素人の思い上がり)。
 そこで、私の撮った写真を載せました。

あじさい祭りの丘の渓流。
あじさいがまだ咲かないのが分かった。赤いつつじが頑張っていた。



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小江戸・川越へ

2008年06月16日 | スケッチ、油絵、写真
 時の鐘ーちょうど4時の時を告げていた。

 越生で黒山三滝とアジサイの丘の撮影会?を終え、三人は車で川越へ向かった。川越から電車で帰るためだが、神戸のふーさんが初めてだというので、駄菓子屋横丁と蔵造りの町、さらに川越祭り会館と駆け足でまわった。カメラ撮影をしながらの駆け足なのでいそがしい。しかし、菓子屋横丁では団子をつまみに地ビール「KOEDO」を楽しんだ。
 幸い、梅雨の晴れ間で人出もあったが写真は取りやすく、素人の私もこんな写真が撮れた。

蔵造りの町

この写真をもとに水彩スケッチを描けばなかなかの構図でうまくいく、と考えた。が、川越祭り会館で貰ったパンフにこの構図のスケッチが載っていたのでやめた。
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埼玉・黒山三滝

2008年06月15日 | スケッチ、油絵、写真
 黒山三滝の女滝(手前)と男滝

 昨日は神戸のふうさんと一緒に埼玉のおーさんの車で埼玉県は越生の黒山三滝や紫陽花の丘などを写真を撮りながらまわった。カメラはふうさんがおーさんの先生で私はそのまた下の弟子。
 2人は望遠などいくつかのレンズや三脚などカメラをたしなむ構えがしっかりしていたが、こちらは一眼レフだが標準レンズのみの中級向けカメラ。そのかわりスケッチブックなどをもって参加。しかし、二人に負けじとカメラを構えたたため、スケッチはゼロ。仕方ないので写真を載せます。



黒山の緑の中を歩く二人のカメラマン。

越生の「あじさい祭り」の丘はまだ開花が遅れていた。

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旅の思い出スケッチー茨城の海岸(続)

2008年06月13日 | スケッチ、油絵、写真
茨城・小貝浜(川尻)
 先に掲載した小さな灯台のある岬を反対側の砂浜から見て描いたのがこの絵。
 かって大学生協にかかわっていたころ茨城大学生協の工学部を訪ね、その帰りに日立の海岸で泳いだ思い出がある。日本海の佐渡育ちのため、太平洋への挑戦的な思いがあったようで、急に思い立って海に入った。
 予想以上にうねりは大きく、その沖合いへの引き潮の強さに”さすが太平洋だ”と驚きあわてたことを今も覚えている。
 30年も前のことであり、その時の海岸がどこだったか覚えていないが、太平洋の波のうねりの大きく力強いのは同じだった。
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旅の思い出スケッチー茨城・鵜の岬

2008年06月08日 | スケッチ、油絵、写真
 小貝浜でのスケッチ

 翌日は雨情記念館のある磯原方面は省略して海鵜の飛来地・鵜の岬を訪問した。もともと鵜の岬の国民宿舎を取りたかったのだが、当時、ここが国民宿舎でもっとも人気がある宿で予約できなかった。
 鵜飼などで使う鵜はここで捕獲した野生の鵜が訓練して使われているという。妻の実家が岐阜の長良川沿いということもあり夏の夜の鵜飼を見ているので、本物の鵜が来るかと岬にある囲いで待ったが来てくれない。
 その鵜の岬を降りて来ると入り江があり(小貝浜の一部)、2ッ島のある岬が見える。この岬にある無人の灯台は松の木の林からやっと少し顔をだしている大きさだった。
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生協はどこへ行くー総代会シーズンを迎えて

2008年06月07日 | スケッチ、油絵、写真
 生協の総代会が各地で開かれており、来週は日生協総会も開催される。最近、気になっていること2つについて。
 ひとつは中国餃子事件をどう教訓としていくかということ。一昨日、東都生協の総代会を傍聴したが、冒頭の理事長挨拶でその教訓は食品の安全対策強化といったことで済ませるのではなく、食の海外依存、食糧自給をどうするかということに本格的に取り組むことだと強調された。”産直の東都”を標榜する生協だから当然だーということでなく、全国の生協が餃子事件の教訓とすべきではないか。
 新聞には政府が減反計画の見直しを言い出し、農協中央会が戸惑っていることが報じられている。世界的な食糧危機といった事態を長期的な視点でとらえることと、輸入に関わる石油使用とCO2排出ーー環境とエネルギーの視点から論議し、組合員とともに”食のあり方”を見直すべきではないか。我が家では値上げ続きのなかで安い米に比重を変更した食事にするため奥様は苦心している。
 
 もうひとつは生協間連帯と”広域合併”について。
 餃子事件に関連し、食品テロといった事態への対応も含む食品の安全確保のためには、関連情報の管理をふくめ全国生協の日生協を中心とするその面での運営・機能の統一が検討されることになろう。その場合、単に安全問題ではない総合的な視点からのコープ商品や産直などそのあり方の検討が必要なように、連帯のあり方も総合的な視野で検討してほしい。「食品の安全ーー日生協を司令塔に」が短絡化するのが心配。
 最近「生協は広域合併の時代」という言葉を聞く。このブログでも「生協はどこへ行く」と首都圏での県域を越えての合併問題に慎重論を述べ、急ぐ動きに懸念表明をしてきた。この間、関係生協や連合会のOBなど関係者との会合の場などでも話題にしたが、OBのほとんどが反対・慎重論である。
 しかし、東都生協の総代会の場でも「生協は広域合併の時代」と言われていると聞かされた。もしそうであれば日本の生協運動の歴史を画す「時代」の問題なので、ぜひ日生協総会で議論をしていただきたい。日生協の場では議論にもならず、そんな「時代」が来るのは納得できない。
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旅の思い出スケッチー茨城・大津港

2008年06月06日 | スケッチ、油絵、写真
 茨城・大津港で

 五浦海岸散策のあと大津岬をまわって大津港に行った。夕暮れちかく港には帰港した漁船がならび、その漁船の白い影が浮かぶ海が魅力的であった。
 大津港を南下すると雨情記念館、磯原温泉と観光名所があるが、この日は時間がなくて「明日の計画にしよう」と常磐線と日立電鉄を乗り継いで日立港の近くにある国民宿舎に帰った。
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旅の思い出スケッチー茨城・五浦海岸

2008年06月02日 | スケッチ、油絵、写真
 茨城、五浦海岸
 このブログを見て[しょっちゅう旅行を楽しんでるね」という人がいるが、あちこちの旅先のスケッチはほとんど過去のもの。最近のスケッチには残念なことに遠出したものがない。
 今回も04年早秋に妻と訪ねた茨城の海岸でのスケッチ。日立海岸の国民宿舎を拠点にまず最初に訪ねたのは岡倉天心ゆかりの五浦。五浦美術文化研究所や海岸に突き出している六角堂で天心や大観などを学び、偲んだ。
 このスケッチは六角堂のある海岸の南寄りでのもの。遠方は勿来の関を越えて福島・いわき市である。
 自ら創立に関わった東京美術学校(芸大)の校長の職を紛争で退き、大観等と創立した日本美術院の運営でも苦労したという天心の歩みが、この東京から遠い、太平洋の荒海に洗われている五浦に象徴されているようであった。
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