かしょうの絵と雑記

ときどき描いている水彩スケッチや素人仲間の「絵の会」で描いている油絵などを中心に雑記を載せます。

東京下町の古い家

2009年05月29日 | スケッチ、油絵、写真

前回は神田でのスケッチだったが、今回はJRなら2つ先の御徒町。


御徒町駅から昭和通りをわたると御徒町公園があるが御徒町という町はなく、台東三か四である。
昭和通りから清洲橋通りまでの住宅地には戦災をまぬがれた古い住宅もあるが、マンションやオフイスビルへの建て替えがすすみ一戸建の木造家屋は少ない。
スケッチしたこの家は板壁と格子戸、黒の瓦屋根。現役のようではあるが、玄関は植木鉢でふさがれており、新出入り口は隣の増設部分のようである。
この家の周りもビル街になりつつあり、それに対抗するように、家の前はビッシリ鉢物が並び緑と草花が頑張っていた。
御徒町公園の近くの古い”お店やさん”をスケッチしたが、シャッターを下ろしたままの現役でない建物が多いのが寂しい。

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神田淡路町の古い街角

2009年05月22日 | スケッチ、油絵、写真

 最近参加した野外スケッチの教室で神田淡路町の古い街角をスケッチ。
 古い街角といっても古い民家はほとんどなく、頑張っているのは有名な老舗など。 
 この絵にある2軒の老舗のまわりも高層ビルばかり。
 邪魔なのでバックのマンションは省略した。 
 この野外スケッチの会は網干啓四郎先生の指導のもと「今のうちに東京の下町の路地と坂道をあるこう」をスローガンにしている。 
 慣れないダーマートグラフでのスケッチで苦労するが、こんな街角が描けるのも「今のうち(東京の街も自分も)」と楽しんでいる。

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八幡平の水芭蕉

2009年05月17日 | スケッチ、油絵、写真

 はじめて水芭蕉の群生に感激したのは初夏の十和田・奥入瀬で遊んだ時である。
緑が芽吹き始めるがまだ木陰には雪が残るといった今ころ、東北の高地では水芭蕉のシーズンが始まる。

そんな山を訪ねたいが、チャンスがない。
近くの狭山丘陵などを訪れたが、緑一色でいい絵にならない。
そこでかって八幡平温泉で遊んだ時に撮った写真からスケッチした。
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多摩全生園「人権の森」スケッチ

2009年05月11日 | スケッチ、油絵、写真

 東村山市の国立ハンセン氏病療養所・多摩全生園で園内の樹木を訪ね、話を聞く企画があり参加した。 
 11万坪の広さをもつ同園には2500種、3万本の樹木が植えられているが、この絵の場所は4月に多くの市民が訪れた桜並木。 
今も2百数十人の入所者(元患者)がいるが「入所者は行けない位おおぜいの市民が花見に来てくれた」と全生園の天野秋一さん(当日の講師・昭和15年患者として入所)はうれしそうに語ってくれた。
 今年設立100周年の全生園の歴史は伝染する不治の病とされたハンセン氏病(らい病)患者の当地での苦難の歴史である。
 当日、天野さんや元患者自治会長の平沢保治さんなどから園内の樹木や森の歴史を聞いたが、「一人一本運動」などで入所者が植えた木々をはじめ一本づつに入所者の熱い思い・歴史がこもっている。
 全国にほかにも12か所あるというハンセン氏病診療所はつい最近の1996年の「らい予防法」廃止まで、患者の「強制隔離」の場であった。
 家族と郷里はじめ外部社会から「隔離」された患者は、死後も園内の火葬場で焼かれ、納骨堂(共同墓地)に納められた。その数は4000体を超すという。 
 入所者たちは「地元への感謝の気持ちを込めて緑の森を残そう」と努力したという。 ここを「人権の森」として残そうと住民と市は国に働きかけているが、多くの入所者たちの苦難の歴史を忘れないためにもその実現を期待しつつ、またスケッチに行きたい。
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中国の旅ー杭州・西湖のスケッチ

2009年05月09日 | スケッチ、油絵、写真
   中国の旅のスケッチの最終回、もう一度杭州・西湖のスケッチです。
   西湖では中国の若者とのふれあいウオーキングを楽しんだ(既述)。
   その時交流した日本語研修中の大学生G君と女学生Tさんから「ブログを見た」と  のメールが届いた。G君は「黄山に行きたくなった」とTさんは「西湖の絵は似ている」と。
   たまたま二人が日本語ができ、日本語ソフトの入ったパソコンをもっていたからであるが、ブログとメールで海外と交流できたのがうれしい。
   二人は日本の高齢者の趣味のブログに付き合う暇はなさそうであるが、メールのやり取りで「日本語のまちがいを直して、上手になるよう教えてほしい」という希望があるようなので、それには応えたいと思う。
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中国の旅ー古集落3

2009年05月04日 | スケッチ、油絵、写真

 世界文化遺産になっている安徽州の宏村と西逓のほかに杭州でも古集落(古鎮)を見た。 
明や清の時代の古民居が並ぶ「龍門古鎮」である。
 三国志で有名な呉の初代皇帝・孫権(3世紀)の末裔の集落だという。 
現在もその人たちの生活の場であり、絵にある古民居は入り口が改装され理髪店になっていた。 
 一部、文化大革命のころに破壊された建造物などが観光用に再建されており、豊かとは思えない住民の姿とちぐはぐさも感じる「古鎮」だった。
<今回の中国旅行をご一緒したOさんがブログで、杭州、黄山、宏村などを写真で紹介しています。現地の状況や歴史などに詳しいのでご覧ください。http://blog.otomo.daa.jp/

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中国の旅ー古集落スケッチ2

2009年05月02日 | スケッチ、油絵、写真
安徽州には世界文化遺産になっている宏村と西逓をはじめいくつかの古集落がある。
どこも訪れる観光客が狭い路地を行きかっている。
驚いたことには見学したいずれの場所も住民の生活の場所だったということ。
建物は数百年の歴史を刻んでいるが、そこには観光化に関係ない住民の暮らしがあった。
古民居には人々が住み、用水では野菜などを洗う姿がある。
そこには中国で一番という杭州・西湖のほとりで見た豊かさはなかった。
が、人々には歴史と安らぎといったものを感じた。
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