久しぶりに先週の梅雨の晴れ間に国分寺のお鷹の道でスッケッチをした。グループMの皆さんと一緒で、それぞれお鷹の道湧水や国分寺楼門などを描いたが、私は湧水の近くの赤い屋根のある農家を描いた。藁ぶき屋根を赤いトタン屋根で覆った家屋と白壁の蔵がいい。一休みのつもりで「武蔵国分寺跡資料館」を覗いたら、「朱鷺のはく製」にお目にかかった。
しばらく故郷の佐渡の帰れず、放鳥されている朱鷺にも会えなかったのでうれしかった。生まれた真野町に佐渡国分寺があり、町が国分寺市と姉妹提携にあることは知っていたが、このはく製は国分寺市の市制50周年を記念して2016年から佐渡から「貸与」されているという。朱鷺にお目にかかり、資料館で時間をかけたので、この絵の仕上げは自宅でやる結果になった。
国分寺跡資料館でなつかしい佐渡の朱鷺に会えた。コロナ禍が去ったら佐渡で本物と会いたい。
奥にお鷹の道の湧き水があり、この用水は野川につながっている。
下)現在の国分寺。境内で万葉の草木が楽しめる。