かしょうの絵と雑記

ときどき描いている水彩スケッチや素人仲間の「絵の会」で描いている油絵などを中心に雑記を載せます。

桜のスケッチーパステルと水彩

2008年03月30日 | スケッチ、油絵、写真
 
滝山団地・白山公園の桜

 東京の桜は今日はほぼ満開。日曜日であり花見としては日程は恵まれたが、少し寒かったせいか我が家から最も近い花見の名所ー滝山団地・白山公園の人出は例年より少なかった。
 我が家から新青梅街道をはさんでこちらは東久留米市だが滝山団地にはよく買い物に来るし、親しい生協関係の仲間もいる。今日も仲間に声をかけると花見で一杯となり楽しいかなと思ったが、スケッチどころでなくなるのでやめた。
 この絵はしばらく使わなかった油性のパステルで描いた。パステル画は苦手だが、桜ならパステル調がいいのではとの試み。



東京・桧原村・秋川渓谷の桜
 この絵は奥多摩の五日市線の終点からさらに車で30分あまり山登りした谷間の桜であり、今はまだ咲いていない。秋川渓谷の支流の崖っぷちに山荘ではなく自宅をもっている生協の仲間 I君に誘われて、ここで2年前に花見をした折のスケッチ。今年も4月13日の日曜日には I君主催の花見に誘われている。I君(というより奥様だが)は自分の子供だけでなく、身寄りのない子供を預かって育てているのでこの日はその子達とその仲間が集まり、大パーティになる。欲求不満のサラリーマンの花見パーティとちがい、素晴らしい集まりなので、今年も伺いたいと思っている。
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パステル画入門2ー白樺林

2008年03月29日 | スケッチ、油絵、写真
 パステルで描いた風景でまずまずと思ったのはこの1枚だけ。パステルは油彩にちかい厚みが表現でき、パステル調といわれる暖かさや柔らかさが特質のようだ。しかし、油彩のような鋭さ、鮮明さは出せない。この軽井沢でのスケッチ画の白樺はパステル独特の雰囲気がだせたと思う。
 パステルでは薔薇の花など静物画も試みたがうまくいかない。画材の特質を生かすにはそのための技術的な能力も問題だが、そのまえに相性といったものがるようで、パステル画は昨年の夏から描いていない。入門のままで進まない。
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小平・グリーンロードの桜

2008年03月26日 | スケッチ、油絵、写真
 我が家の近くの桜が咲き始めた。久しぶりにスケッチでもと自転車で出かけたが、あちこちで花見をしているうちに時間がなくなり、今回は写真での紹介です。

小平・グリーンロードの桜
 小平では「グリーンロード」と呼んでいるが、このサイクリングロードは村山貯水池からほぼ西武新宿線にそって田無の先まで続く。村山貯水池のある多摩湖は桜の名所であり、サイクリングロードを小金井街道で右折すると花小金井公園も桜で有名である。

 私は、我が市民菜園(3坪)を耕すため自転車で5分のこのサイクリングロードを通るので、このロードの桜も新緑も秋の紅葉も楽しんでいる。
 地蔵さんの前には何時もちゃんと花やペットボトルのお茶がある。


 ふだんは中高年のジョギング姿と中高生の自転車が行きかってるが、今日の昼は桜の下を遊ぶ2,3歳の子連れの若いママが多かった。





手前の赤は寒緋桜、ソメイヨシノは5分咲きだった。


 

 この写真はグリーンロードに行く手前の我が家から歩いて5分、都営住宅団地にある公園の桜。都営住宅の高層化のための建て替えで桜はどうなるかと心配していたが、生き残って今年も元気だ。


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パステル画入門ー模写ルノアール

2008年03月23日 | スケッチ、油絵、写真
 私たちの「絵の会」は油絵で始まった会だが、新宿での例会に油絵のキャンパスと画材を運ぶのは大変なので、パステルで静物を描く人も多い。水彩スケッチはもうひとつ、油絵はもうふたつ(足りない)と思われている(言われることはすくないが)ので、ではパステルではと試みたのがこの絵。
 ご存じのルノアールの「ルロル家の娘たち」の模写。この絵を見た皆さんは「かしょうさんちの母娘」の若い頃か?という。だが、我が家のふたりは残念ながらこんなに可愛くない。
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生協はどこへ行くー餃子問題と連帯

2008年03月22日 | スケッチ、油絵、写真
 今日はスケッチがないので、カテゴリ「生協のことなど」で少し堅い話。
 このブログで「生協はどこへ行く」と生協間連帯について感じていることを書いたのは昨年11月のこと。生協法の改正が実現し、県域規制緩和といった事態をうけて首都圏での大合同の話などが聞こえてくるので、その必要性、必然性に疑問を呈した。事業連合による事業連帯から単協機能の統合へ、さらに組織合併へと、それぞれの段階での実戦的にも理論的にも総括なしの進め方は、一つの気分、風潮になっているようだった。
 同じ心配をする先輩もいたが、そんな心配はよそにして、年明けにはコープネット傘下の東京、埼玉、千葉、神奈川の4生協では合併のための検討委員会の設置について理事会に提案がされた。この検討委員会の設置には慎重・反対論のつよい理事会もあり、そこに中国餃子事件がおきて論議は凍結されたと聞く。中国餃子事件ではコープネット・ユーコープの合併問題や日生協との連帯・機能統合の論議も凍結となった。この危機のもとでは当然であった。
 今回の中国餃子事件の生協に与えた影響は90年代の”信頼の危機””経営の危機”に並ぶ、あるいはそれ以上の危機になる可能性がある。その理由は消費者・組合員にとって生協そのものを意味するCOーOP商品で起きたことであり、その主体が日生協であるということ。90年代の危機は多くの生協に共通であったが、その危機には日生協が中心になって新たな連帯構築で克服にあたった。今回の事件はその強化された連帯、多くのCO-OP商品の日生協への統合のなかで起きた。
 消費者・組合員は信頼していたCO-OPとは何だったのか?と基本のところで疑問を呈している(CO-OPは生協が直接生産加工までやっている、すくなくとも子会社にでもやらせているといったふうに理解され「信頼」を得ていたのが現実ではないか。これまでの表示や宣伝の仕方から「それは誤解だ」とはいえない。)既存の商品の生産から供給までの管理や情報の管理強化といった次元での対応では十分とは思えない。生協の商品、CO-OP商品政策の抜本的な見直しが必要ではないか。
 あわせて凍結した連帯路線についても見直しが必要だと思う。これまでコープとうきょうやネットに縁があった者として「今回の中国餃子事件では日生協はダミーだ、責任が重いのはネットではないか」といった意見も聞いて、気が重い。そんな意見が生協内部から出ないような連帯の再構築が必要ではないかと思う。
 
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居酒屋「さど」の佐渡の絵

2008年03月19日 | スケッチ、油絵、写真
 今夜は酒の肴のような話。この絵(佐渡が島真野湾)を最近、お店に飾ってくれたのは池袋駅西口・ロサ会館にある居酒屋「さど」。女将さん(ママと呼んでいるが)が同じ佐渡出身ということで中休みの期間も長かったが30年以上もまえからのお付き合いである。池袋に大学生協の事務所や地域生協の事業所のあったころは生協の仲間も大変お世話になった。その「さど」が同じフロアだが移転新装開店したので、記念して押し付け的にこの絵を寄贈し、飾っていただいた。
 その気になったのは、きり絵の林屋正楽師匠が立派なきり絵(写真下)を寄贈されているのを見たから。正楽師匠は私の若かりしころの大学生協の仲間であり、池袋演芸場に出演するとこの店に立ち寄る、ママにとっての上客である。上客とはいえない私が対抗心から絵を押しつけたわけ。正楽師匠にはかってICA(国際協同組合同盟)東京大会の折りに特別に出演願ったりしたので、そんな思い出を語り合いたいのだが、どういうわけかこの店では行き違っている。
 「さど」のママの料理はうまいが、それよりもゴルフの腕前はシングル(最近はちょっと落ちたらしい)なので、その方面の話もはずむ。私の絵が外されるまえに一度飲みに行ってください。
 


正楽師匠のきり絵ーおけさを踊る人の輪に佐渡島が隠されている。「さど」で飲むまえに池袋演芸場にもどうぞ。
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上野公園・都美術館裏の大公孫樹

2008年03月16日 | スケッチ、油絵、写真
 上野公園、なかでも都美術館は学生の頃から良く来た懐かしい場所である。父が書道家として日展に出品していた関係で、自分の作品が入選しない時は本人が遠い佐渡から上京する代わりに招待券が送られてきた。日展では父の代わりに書も観たが絵画の方が関心があった。
 その都美術館の裏通り、美術品の搬入口のある場所から旧東京音楽学校の奏楽堂を望んだのがこの絵。大きな公孫樹が天空に腕をのばしている。のびのび伸びたその枝の先端は残念ながら剪定され拳のようになっているが、その拳から新しい枝が掌を開くように多数伸びている。
 上野公園ははじめて訪問したころはまさに”上野の森”であった。今も、かってほどでないないがまだ大木が残る。また、このような木々を描きたい。


 大公孫樹の伸ばした拳の先の小枝が夕日で赤みがかっているのが素敵だった。  奏楽堂の角に見える公孫樹もよかったが、スケッチはこの写真にかなわない。
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上野公園でのスケッチ

2008年03月15日 | スケッチ、油絵、写真
 
 上野公園・軽食屋さんの店頭で

 数日前、生協OBの皆さんと日暮里から谷中・根津・千駄木を散策する企画に参加した。最後は上野公園の韻松亭での飲食懇談を楽しみ、解散のあとまだ日が高かったので、絵にある動物園の入り口ちかくの軽食堂に立ち寄った。
 「西洋美術館に行ってウルビーノのヴィーナスでも鑑賞するか、そのためにも酔いを醒まそう」とコーヒーを飲んだ。だが、なかなか酔いは醒めず、これではヴィーナスに失礼だと美術館はあきらめ、スケッチを始めた。海外では平気で描いていたのに、人通りが多いので落ち着かず、彩色は自宅での作業となった。
 最近「3分間スケッチ」という本でも勉強したが、そんなにすばやく描けず、下手な絵を覗かれれるのも嫌いで、この根性を直さないと本物のスケッチができないと悩んでいる。
 上野公園では赤い寒緋桜が開花寸前であった(写真)が、これからの桜のシーズンは絵ごころは誘うが、人出を考えるとそんな場所でスケッチする勇気はまだない。

上野東照宮にある広島・長崎の灯


散策中に発見。徳川家康・吉宗・慶喜が奉られている上野東照宮の参道に広島・長崎の平和の灯が灯っているとは知らなかった。慶喜は平和主義者だったようだが、家康はどう思っているかな?などと考えながら平和を祈念した。

寒緋桜と噴水





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チューリッヒ・リマート河夕景ー油彩

2008年03月09日 | スケッチ、油絵、写真
 この絵のもとになった水彩スケッチは1か月まえにこのブログに掲載した。そのおりに、油絵にしたいと思っていると述べたが、やっと完成した。わが絵の会のメンバーは、スケッチの何倍もの時間と画材を投入しているのに「スケッチの方がいいね」とあっさり評価をくだす。自分でもそうかなと思う。
 この絵をスケッチしたときは夕暮れがせまったリマート河の水面と船などの情景に心ひかれたし、油絵にする時もその情景を表現したかった。が、スケッチと写真を見ながら描き進むと建物などに精力をつかい、結果はあれもこれも描きこんだ「観光用ポスター画」といったものになった。芸術的とまではいかなくとも、素人なりにもう少し自分の想いが現れる個性的な絵が描きたいものである。(油彩10号)
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奥多摩の秋ー油彩

2008年03月08日 | スケッチ、油絵、写真
 最近は寒いので外でのスケッチはさぼり、古いスケッチ帳や写真から油彩画を描いている。この絵は途中まで描いて仕舞ってあったキャンバスを見つけて仕上げたもの。働いていたころは、手間のかかる油彩は途中で放棄したものが多い。
 「そのうちに仕上げよう」と思っているうちに「退職してひまになったら」となり、さらに70才をすぎるまで持ち越したわけ。
 描いた場所は秋川ーあきる野ーだと思う。場所ははっきりしないが、記憶に残っている子供や犬が走っていた河原の風景を思い出しながら仕上げた。(油彩8号)
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仲間たちの絵ー彩游会展出品作ー4

2008年03月01日 | スケッチ、油絵、写真
白樺林(油彩)H.Matiko

 わが絵の会のメンバーは絵を描くのが好きなのはもちろんだが、絵を描きながらのおしゃべりも好きで、特に女性群はそれがたのしそうである。
 ここに掲載の Iさんも Hさんも「どうしてこんなに下手なんだろう」「うまく描けないからもうやめたい」などとぼやきながら、楽しく、こんなに良い絵を描いている。絵をやめる人は誰もいない。


 
パンジー(油彩)I.Tikako


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