フィレンツェ ー サンタマリア・ノベッツラ教会
ホテルがサンタマリア・ノベッツラ駅の近くだったので、
駅前広場でスケッチ。芝生に座って彩色まで出来た。
脱原発のイタリア
東日本大震災に関しイタリア国民の関心は高く、
現地ガイドに災害直後から日本人への励ましが続いたと聞いた。
ローマではバスに「がんばれ日本」のポスターが張ってあった。
日本人の多い観光地には写真のような掲示板も。
関心の高さの一つに原発問題があると聞いたが、
イタリア国民は国民投票で原発拒否を明確にした。
スイスやドイツもフクシマに学び脱原発を明確にしているが、肝心の日本は?
復興を支援し、脱原発を推進したいものです。
<お礼>
国分寺の司画廊でおこなった「グループM展」にご来場いただいた方にお礼申し上げます。
その出展作品をふくめこのブログに掲載の作品を震災支援カンパとして頒布していますが、
そのことでのご協力についてもお礼申し上げます。
ベネツィア④--リアルト橋のちかくで
ベネツィアにはじめて行って、その風景に魅せられたのはもう20数年も昔。
年金生活者になって絵を描き始めてから安野光雅さんの「黄昏のベニス」という画集を買った。
その画集を見てもう一度ベネツィアに行ってスケッチをしたいものだと思った。
安野さんの画集にもリアルト橋とその近くの色とりどりの建物と運河の
楽しい絵があったことを思い出しながら、この場所でスケッチした。
しかし、ダーマートを使ってのこの絵は「黄昏のベニス」の雰囲気とは無縁のものになった。
近くにたまたま油彩のキャンバスに向かう画家がいた。
観光客相手の絵描きとちがうその人の絵のうまさに、一人恥ずかしい思いがした。