病院には患者の散策のための小さな公園もあり、桜の大木もある。そんなところのスケッチをしたいと道具一式をもってきてもらったが、そこまでは元気になれず、K君からの見舞の花を描いてみた。
昨日は10日余の禁酒生活のあとだったのでコップ1杯のビールでこのブログの作業が進まなくなりました。入院生活の感想の続き。
多摩済生病院は約200床と書いたが、精神病棟が別にあり、それを入れると430床。病院に併設して介護老人福祉施設「多摩済生園」とケアセンターの施設があり「さいせい保育園」や「さいせい公園」もある。隣接地が広大な小平霊園であり、見舞いにきたK君は「老人ホームから霊園まであるとは安心ですね」とそこに私が世話になるかのように評価した。
このブログで数か月前に北欧の福祉視察に行ったときのことを触れたが、当時の日本の医療福祉の現場では徘徊を防ぐためベットにしばりつけるなど「寝たきり老人」が問題であり、「寝たきり老人のいない国」スエーデンにどう学ぶかがテーマだった。私のフロアの入院患者の多くは寝たきりであり、私のように点滴の管を下げながら歩きまわる人は少ない。しかし、ここ済生園の福祉・医療の総合的な施設をみていると北欧にはかなわないが日本もまずまずのレベルになったかな?と思った。
ところが「後期高齢者医療制度」がちょうど話題で、入院中にテレビ、新聞で勉強ができた。やはり日本の福祉・医療の現状と将来は明るくない、とまた落ち込んだーー
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今日もビールを飲みがらブログ作業に挑戦したが、缶一本まで大丈夫だった。健康は取り戻した感じ
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