日比谷公園にて
東北関東大震災の未曽有の被害と原発の危機的な状況が続くなか、
被災者の皆さんに役立つことなど何もできず、落ち着かない毎日。
外は春らしくなったが、スケッチに出かける気分にはならない。
しかし、絵が気になり”ブログ村”を覗くとホッとしたり、
楽しくなったりする絵がある。
そのような癒しや励ましになる絵は描けないが、
休んでいたブログを再開することにした。
そこで2月中旬に撮った写真から描いたのが、上の絵。
テレビで津波被害の地で梅が塩気の残る枝に花をさかせた映像が紹介されていた。
我が家のモクレン(上)も近くの農家のコブシ(下)もいつものように花をつけた。
地震や津波もこの花々も自然の姿ーー自然の優しさに励ましをうけ
自然の脅威に打ち勝っていきたいものだと思う。
農家の入り口には直売野菜の短冊がぶら下がっている。
東京の農家も放射能汚染の心配などが一刻もはやく解消されることを願っている。