かしょうの絵と雑記

ときどき描いている水彩スケッチや素人仲間の「絵の会」で描いている油絵などを中心に雑記を載せます。

スケッチとストレス

2009年01月30日 | スケッチ、油絵、写真
久しぶりに、スケッチではなく「雑記」です。
ある古い仲間の年賀状に「ブログの絵を見てるとかしょうさんのストレスのない姿が思い浮かびます」とあった。趣旨はこのブログで癒されているということのようだった。が、ちょっと引っかかった。

たしかに絵を描いているときは世の中の動きも身内のあれこれも忘れ、なんのストレスも感じない。絵でストレスを感じるほど上手くなろうとも、どこかの絵画展に入選したいとも考えないでやっているので、本当に無心で楽しい。

しかし、絵を描いていない時は、特に最近はストレスがある。
皆さんもそうだと思うが、昨年暮れからこの正月は面白くない。ある生協OBから「暮に日比谷の派遣村にお酒とカンパを持って行ってきた」とメールがあった。私も派遣村村長の湯浅誠さんのやっているNPOにカンパをおくったが、そんなことで救われない人々のことを思わざるをえない。
湯浅さんの著書「反貧困」を読んで、この東大出の若者の取り組みからなぜか100年まえの賀川豊彦の神戸の貧民窟での取り組みを思い出した。そこで当時ミリオンセラーだったという小説「死線を越えて」を取り出して読んだ。そして賀川のころの貧困と現在の貧困の共通性、社会の進歩のなさに考えさせられた。
賀川は日本の生協運動の先駆者のひとりである。このブログを覗いている方は生協関係者が多いようなので、今年は賀川献身100年でもあり「反貧困」と「死線を越えて」のことを書いた。

”路頭に迷う”人々が増えているなかで生協はその様な弱者のために何かできないのか?のんびりスケッチなど描いていていいのか?と思いつつ絵を描いているのが私のストレスです。

ストレスを感じさせるような「雑記」ですみません。
コメント (2)
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スケッチ・冬の玉川上水

2009年01月25日 | スケッチ、油絵、写真
 まえにこのブログに小金井公園のスズカケの木のスケッチを載せた。

その時、葉っぱのない木々も面白いと思ったので、今回は玉川上水の散策路の枯れ木にした。

寒いので、仕上げは写真からになったが、賑やかな葉っぱがないと木の幹などの面白さに眼が行く。

この散策路を行く人たちも感じていると思うが、冬の木々も楽しい。
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花のスケッチ・パンジー

2009年01月24日 | スケッチ、油絵、写真
苦手の花などのスケッチも少し勉強しようと思っていたら、テレで ボタニカルアートの講習をやっていた。
きれいな花をきれいに描こうと思うのは自然だし、そう思って描いているのが楽しい。

しかし、「岡本太郎は『きれいは芸術ではない』といったな」などと考える。-ーきれいでも芸術でもないのが楽しい悩みである。
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花のスケッチーバラ

2009年01月20日 | スケッチ、油絵、写真
     バラの花は季節はずれだが、わが庭には赤と黄の2株が1,2輪づつ花を咲  せている。
    霜にやられて大きくはならないが、シーズン最後のバラである。
     バラの本には1月の作業として、寒肥をやって短く剪定する時期となって  いるが、温暖化のせいか、
    手入れが悪いせいか、葉は大半枯れて落ちているのにポツンと花があるの  がちょっとおかしい。
   

    油彩を描いた時の写真がとってあったので、その写真から水彩で描いてみた。
    油彩も仕上げるつもりだが、苦戦している。
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スケッチ・ベランダの花

2009年01月18日 | スケッチ、油絵、写真
   野外スケッチを怠けており、罰として苦手の身近な静物スケッチに挑戦。

   適当な題材がなく、ベランダで寒さに耐えている鉢植えの花にした。

   2種類ともプリムラ類だと思うが、右がポリアンタで左は名称不明。

    花は好きで庭やベランダに欠かさないが、種から育てるのはすくなくて名   前がいい加減になる。

   今度、これを買ったホームセンターで調べてきます。
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油彩。南仏の城壁都市カルカッソンヌ

2009年01月11日 | スケッチ、油絵、写真
 南仏・カルカッソンヌー城壁都市を望む(油彩ー8号)。

 昨12月に上野の絵画展に行った折、ついでにスケッチでもと思っていたが、公園の一隅でのホームレスの人々への給食風景にぶつかり、その情景を見ているうちにスケッチをする気をうしなった。
 きびしい経済情勢のもと”路頭に迷う”人々が増え、新年は”派遣村”の状況などに心を痛めた方が多いと思う。
 友人の一人は大みそかにカンパとお酒を持って日比谷公園に行ったよ、とメールをくれた。私も派遣村の臨時村長・湯浅誠さんには著書「反貧困」を読んで感銘したので、彼の主宰するNPOにカンパすることにした。

 寒いのと”こんな時にスケッチブックを抱えてうろうろするのは?”ーーと野外スケッチの気が進まない。

 それで、これまでひまをみてぽつぽつ描いていたこの油彩をしあげた。
 このブログをはじめた契機の一つは南仏・ピレネーの旅のスケッチだった。
 それらスケッチは掲載済みだが、古代ローマ時代に建設がはじまったカルカッソンヌの黒づんだ城壁都市とそのふもとの観光の町の対比を油彩で描きたかった。
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スケッチ・渋谷・丸山町の坂

2009年01月04日 | スケッチ、油絵、写真
渋谷・丸山町の階段坂ー渋谷から井の頭線で一つめの神泉駅。渋谷から歩いても道玄坂を登ってすぐ。
昔は丸山芸者がのぼりおりしたという路地の坂がいくつもある。


 階段坂をテーマにした野外スケッチの会の最終回は本郷・菊坂界隈だった。その前の週が渋谷・丸山町。
 しかし、その日は渋谷の元職場のビルで古い仲間の集まり(囲碁の会)があったため、スケッチは未完のままでそちらに向かった。
 正月は孫たちの訪問もありスケッチにも出かけなかったので、その時の絵に色を付けて完成した。
 なお、昨年は古いスケッチブックからの絵なども紹介したが、今年はそんな手持ちはない。
 ぽつぽつ描いたものを載せるので、週一回の更新がやっとといったことになると思うが、よろしく。
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