ー梅雨の晴れ間
井草の森公園は西武新宿線井荻駅からすぐのところにある。この沿線では哲学堂公園、
石神井公園、武蔵関公園などでスケッチしたが、井草の森公園は初めてだった。
森はそんなに大きくはない林だが、せせらぎの遊水地は幼い子供親子には人気だった。
この日は梅雨の合間の日和で、梅雨明けのスケッチが楽しみだった。
だが、急な梅雨明けでいきなり猛暑となり,この絵のような木陰と水辺があればいいなと
戸惑っている。
ー梅雨の晴れ間
井草の森公園は西武新宿線井荻駅からすぐのところにある。この沿線では哲学堂公園、
石神井公園、武蔵関公園などでスケッチしたが、井草の森公園は初めてだった。
森はそんなに大きくはない林だが、せせらぎの遊水地は幼い子供親子には人気だった。
この日は梅雨の合間の日和で、梅雨明けのスケッチが楽しみだった。
だが、急な梅雨明けでいきなり猛暑となり,この絵のような木陰と水辺があればいいなと
戸惑っている。
ー野火止用水の林ー
玉川上水の小平監視場から分水された野火止用水が埼玉県の新座市野火止に向けて流れている。分水されてから東大和市駅までは暗渠だが東大和駅の先でせせらぎとして整備され(写真)、さらに昔の姿の林の中の流れになっている。今回はその林「野火止緑地」でスケッチした。新青梅街道の先の東村山市の野火止用水を描いたことがあるが、次は新座市の平林寺を流れる用水を描きたいなと思っている。
旧野火止用水はこの散策路の下にある。
柵の向こうが用水。林の中で散策に来た年配のグループが宴会を始めたのには驚いた。
グリーロードのあじさい
西武新宿線の花小金井駅南口をでるとすぐ多摩湖自転車道路(グリーンロード)がある。
そこから小平駅までのグリーンロードは春は桜で梅雨時はあじさいが楽しい。
小平駅ちかくのあじさい公園は良く行くが、今回はロード沿いの花小金井の小公園で描いた。
スケッチ・古平海岸のロウソク岩
先週、北海道・積丹の古平に行き2泊3日楽しんだ。古平は母方の親戚があり学生時代から何回も行っている。従弟とその子供たちと「畑の小屋」と称している別荘?にとまり、遅い桜(写真=リンゴの花と一緒)を愛でながらジンギスカンなど楽しんだ。この絵はラフスケッチに帰ってから彩色してみたもの。
かって生協が無着色たらこを取り扱うため古平漁協にお世話になった。東京の生活クラブ生協は同漁協と魚の産直をやり、農協とは牧場経営で提携した。そのことに当時、組合長で町議だった従弟が関わり、従弟の長男も元牧場に生協がつくった福祉施設に関わるといった縁があった。写真は絵にした海岸と従弟の畑の周辺の風景。手が回らなくなった畑にフキが生え、笹やぶが侵食しており、そのフキと竹の子は楽しい食材になった。
初夏のせせらぎ
西武池袋線の秋津駅から歩いて10分ほどで空堀川へ。
川原に降りて一枚描いた後、明治薬科大学にそって下流に行くと清瀬市のせせらぎ公園。
この絵は公園の入り口のせせらぎの風景。この小川の先で空堀川は柳瀬川に合流する。
”グループM作品展”のご案内
毎年6月に開催しているグループM作品展が5月13日~18日、国分寺駅近くの司画廊で
開催されます。かしょうの絵はこの”せせらぎ公園”をふくめ4点展示されます。
水彩の風景画が中心ですが、なかなかの力作揃いですのでお立ち寄りください。
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スケッチー山手111番館
一週間前になるが、横浜の「港の見える丘公園」でスケッチした。かって神奈川の生協でトップを務めていたYさんに夫婦で誘われ、中華街でご馳走になった。二人も20年ぶりだったが、妻とY夫人は「50年ぶりかしら」という久しぶりの再会で、4人共通の大学生協時代のことなど思い出を楽しんだ。そのあと久しぶりに港の見える丘公園に行き、妻が夫人の案内で観光している間にスケッチした。イギリス館はイングリッシュローズが有名らしいがまだ蕾が多かった。今が盛りだと思う。写真はイギリス館まえの山手111番館と大佛次郎記念館と中華街の二人。
ー桜と五重塔
4月はじめに恒例の虹遊会メンバーのの春の野外スケッチで上野公園に行った。
今年の桜は早くてもう盛りは過ぎていたが、花見客は多く場所取りに苦労した。
東照宮の入り口で旧寛永寺五重塔をスケッチしたが、中国からの観光客が遠慮なく
覗いて片言の日本語でほめてくれた。
スケッチの後、お互いに絵を褒めあってから、アメ横の一角で花見の宴会をやった。
演劇博物館
大隈庭園
先週の土曜日、グループMの皆さんと早稲田大学でスケッチした。
当日は卒業式のため、大隈講堂や大隈庭園は卒業生と父兄でにぎわっていた。
まだ、女子学生の姿が珍しかったころに卒業した者にとっては華やかな光景だった。
大隈庭園に面した生協食堂で食事をしたが、われわれと同年配の人が多く、
卒業生の父兄ではなく祖父・祖母が孫の卒業を祝ってきている様子だった。
善福寺公園ー葦の池
善福寺公園は杉並区にあるが練馬区と武蔵野市にちかく、多くの都民の憩いの場となっている。
ここから発する善福寺川の緑地ではスケッチしたことがあるが、池のほとりでは初めて。
ボート場などがある大きな池の下流にあるこの池は葦が多く、野鳥などの生息地になっている。
絵を覗きに来た近所の男性が「葦が増えすぎて散歩のときに見る景色が悪くなった」と嘆いていたが、
葦のおかげで増えた水鳥を追いかけるカメラマンも多いようだった。
この絵は「雪解けー駐車場」。せっかく写真をみながら描いたので、ブログに載せました。
雪解けの公園
2月の”スケッチ淡彩”の会では室内で風景の中の人物と雪景色の描き方を練習した。
これはそのおりにもらった写真からのスケッチ。
雪が解け始めた道路に木の姿が映っているのをどう描くか?初めての挑戦だった。
松原湖近辺の秋
松原湖にはかっての生協仲間夫妻が経営しているホテル(宮本屋)があり、これまでも何回も
訪れて絵を描いている。今の時期には湖面の氷に穴をあけ、ワカサギ釣りに興じたこともある。
しかし、凍てつく今、外でスケッチをする勇気はなく、この絵は自宅で写真から描いたもの。
松原湖にはすぐ近くの上と下に松原湖の兄弟分の大きな池がある。上の池にはチャペル風の建物があり、
前に描いたことがあるので、今回は下の池の風景にした。背景の山は茶臼山だと思う。昨年は蓼科高原と
白樺湖でスケッチをしたので、今年は久しぶりに松原湖に行けるといいなと描きながら考えた。
<秋の深大寺>
今年はどこにも初詣にはいかなかったが、かなり昔のことだが深大寺に初詣に行ったことを思い出した。
昨11月にかっての職場の仲間と深大寺に行ったからである。
その折のスケッチには使えるものはなかったが、印象は確かだったので正月の初仕事として写真をもとに
紅葉の深大寺周辺を描いた。仲間たちと飲みながら食べた深大そばはうまかったが、
そんなことを思い出しながらお屠蘇のほろ酔いで描いて、気持ちよい正月だった。
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佐渡・長浜海岸
明けましておめでとうございます。今年もよろしく。
この絵の右奥にある旧真野町吉岡が私の誕生地。この長浜海岸は子供には遠かったが、懐かし場所。前日は向いの海岸に白いビルとして描かれている八幡館というホテルに泊まり、近くの国府川でスケッチした。40年前、その河口の近くで曽我ひとみさんと母ミヨシさんが北朝鮮に拉致された。同じ町、学校の後輩のひとみさんには会う機会がなかったが、夫のジェンキンスさんには真野町の佐渡歴史伝説館の売店にいたので、帰省のたびにその姿は見ており、お土産も買った。ひとみさん夫妻と二人の娘が佐渡の帰った折、曽我家族はかっての我が家の跡地に立った町営住宅に入った縁もあり、暮れにジェンキンスさんが亡くなったことを知りショックだった。朝鮮・韓国は佐渡育ちの私にはかっての大戦や朝鮮戦争などの強い思い出とともにあり、この絵を描きながらも”戦争”が脳裏から離れなかった。絵の中央のある金北山と隣の妙見山の間には陸自のレーダー基地があり、朝鮮半島と中国大陸の動きを警戒している。佐渡は北朝鮮のミサイル防衛のための「イージス・アショア」なる迎撃ミサイルの基地候補となった。今は山形と長崎がその基地候補になっているが、そのような基地になることはレーダー基地をふくめ最初の攻撃目標になることを意味する。ジェンキンスさんは戦争が嫌いな軍人さんだったとしか思えない人だったが、今のアメリカや日本のこと、終息の地・佐渡のことなどどう思っていただろうか、聞きたかったなと思う。
佐渡の山川と海は静かで温かい表情に包まれていた。今年も平和を願いながら平和な風景を描き続けたい。
11月のグループMのスケッチは国立の谷保天満宮周辺だった。谷保天満宮でスケッチする人もいたが、
境内を抜けて畑や水田”田んぼ”などの残る”ハケの緑地”に出た。
多摩川からの府中用水により古くから開発されていた田んぼが今も残り、稲穂の匂いが懐かしい風景。
近くの看板に「くにたち農の風景そぞろ歩き」とあり、地図にはこの地は「農の風景6」とあった。
写真の奥の林のある丘は保谷天満宮がある立川段丘の一部。小平などにも多摩川からの用水が引かれ、
武蔵野の荒野から開発された畑があるが、”田んぼ”の姿はない。東京の最後の田んぼではないか?
東久留米の秋 二つ
この春から東久留米市の「スケッチ淡彩」の方たちと東久留米市のあちこちをスケッチしている。
東久留米には小平と同様に武蔵野の面影をのこす雑木林、黒目川、落合川などの水辺や畑と屋敷林、
描きたい対象は多い。まだその一部しか描いていない。
リーダーの加藤正三郎先生は「一気に完成させるのではなく、部屋のどこかに飾り、時々手を入れ、
納得したら終わり。描きすぎないこと」という。描きすぎて悪い絵にすることが多い。
2枚目はかなり我慢して筆を置いている。