kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

個+個+個+・・・・=人生?!

2013-05-18 | 考える事
今日は午前中に枕経がありました。

先日 御主人を亡くし四十九日法要を済ませたばかりでした。

その時には既にご自身も体調が良くないと言ってましたし、

以前からもお参りにくる度体の不調を聞いてはいました。

御主人の時も私が名代で枕経を勤め、

病を抱えていた御主人と別れもどこか覚悟が現れていて、

悲しいお別れの中にもお互いを労う眼差しが印象的でした。


自分自身も80歳を過ぎ親族に見守られ、

時代の波の中で紆余曲折ありながらも人生を全うできた事

先に護る立場になった御主人とともに今頃はしみじみ

二人の歴史を振り返っているのではないでしょうか。。。


人との別れが何となく希薄になった感じがする昨今、

皆さんは時々別れたひとの事を思い出すときがありますか?


私は毎日思い出すひとが多くて・・・でも賑やかで。。。

何だか一人で居ても「ひとりぼっち」じゃない気がしています。


自分の生きた証は偉くなければ教科書に載る事も、

映画になる事も銅像になる事もありませんが、

それでもこの世に居た足跡を残したい、

自分の事を何でも良いから思い出してほしい

そう願うのは特別なひとばかりではないはずです。

私だって万が一の時は家族や知り合いに何処かで、

ちょっとくらい思い出してもらいたいと心からおもっています。

そうじゃなかったら寂しいですものね。


だから法事って、お墓参りって大切なんじゃないかな~~。

間違いなく先立たれたひとのことに思い巡らせているはずですから・・・


この世に誕生し名前が付き、育まれ

そして、一瞬の出逢いの中で時間を共にすることの不思議さ。

訃報を聞き 手を合わせ 一緒にいただく亡き方の最後の息吹を

周りの方々と共有することで改めて命の感謝出来るのだとおもっています。



「個」と「個」が出逢い家族になり友となり、近所や仲間となる。

それは意見や感情を抜きにした「個」を尊重するところから始まる。。

そんな気がしています。


生きるも死ぬも「個」が見いだすもの。

その「個」が他の「個」をどれだけ感じ、考えられるか?

それが生きるということになるのでは。そうおもいますね。



『衣を着ているときは泣くもんじゃない』

そう言われて精進しておりますが、心で泣く修行が足りなく、

今日もその人の顔を見て 在りし日のお姿を思い出すと

自然と涙があふれてきます。



修行が足りない!!

まだまだ未熟者ですね。。。。


久しぶりに・・・

2013-05-18 | 出来事
まっちゃんの従弟と再会。

きゃさりんさんとはこのブログでもやり取りしたりして、

久しぶり?!という感じではありませんが、

きゃさりんさんのMさんとは本当に久しくお会いしていなかったので、

まっちゃんと楽しみで待ち合わせ場所に


お二人ともぜんぜん変わりなく、

潔さがわかる姿になっていましたが、

それはそれで格好良くて、数年のブランクはそこには無く

楽しいひと時 あっという間に過ぎていきました。


会うのは午後。

午前中は前回ゆっくり見れなかったフロアに心残りがあった

渋谷のヒカリエへ。

都会の平日は田舎の休日より人が多い!!!

田舎もんが最初に受ける都会の第一印象

「今日は何のおまつり??」が通常。

は~~~田舎もんには目まぐるしく動く人と車、

所狭しと縦横無尽に無秩序な看板、

感心あるのか、ないのかわからない呼び込み、

好き勝手に流れるお店のBGM?

住めば都、慣れれば日常。

田舎で一人暮らしより間違いなく賑やかな街は、

自ら出歩く気さえあれば刺激的です。


私は今のところが住めば都。