kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

明日のこと

2008-01-09 | Weblog
いのち短し 恋せよ少女(おとめ)
朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを

いのち短し 恋せよ少女
いざ手をとりて 彼(か)の舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを

いのち短し 恋せよ少女
波に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に
君が柔手(やわて)を 我が肩に
ここには人目も 無いものを

いのち短し 恋せよ少女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを



年配の方は御存知だと思いますが、

「ゴンドラの唄」です。

歌詞は恋愛の唄のように思えますが、私には

今を大事に生きることを言っているように思えるのです。

明日という不確かな時間を待つことよりも、

今日という今の現実を生き抜くこと、

恋することで生きている証しを立てることを

即しているようにも思えるのです。

今年の年賀状には

そんな思いを込めて最後の歌詞を乗せました。

意味が分からない方も沢山おいでになったかと思いますが、

いつも申しておりますように、

短い命を長く生き抜くことに

力を惜しまず生活していただきたいと思います。

『終わり良ければ全て良し』とはいうものの、

良しの終わりを迎える為にも前向きに・・・