がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/43 Williams FW18 RENAULT その1?

2007年05月12日 | 模型
 子供2ndIMPACTが出てくる前に、我が家の環境整備に大忙しだった@河童です。
 1stIMPACTが母ちゃんに甘えてばかりでしてね、御約束のように父ちゃんは
近所のオモロいオッサン
でしかないようでして、まだまだ母ちゃんが添い寝しないとグズる二歳児ですし、ベビーベッドととかなんとだとか、
次の子と二歳児とを一つの部屋でまとめて育児するとか、オッサンの荷物はゴミなので、子供用のアイテム収納を増やすとか、
とにかくもろもろの事情で、遂に私の居場所は倉庫改造の隠れ家と、ホームシアター用に作ったリビングのみとなりますのよ。
で、単に使える部屋が減るだけではなく、収納スペースも限定されてまして、最も厄介なのが積みプラ(笑
無駄なの判ってるんですよね。死ぬまでに作れないなら単なる樹脂製のゴミですし。
そういやメタルキットって、どのゴミの日に出せば良いんでしょう??
 ま、そんなこと言ってても、実際にゴミに出来ないから積んでるわけで、取り敢えず暫定的に、
シアター部屋の押し入れを棚を使って整理整頓しまして、積みスペースを確保しました。

 うーーん、積みプラがこのくらいの数なら、どんなに清々しいことでしょう。実際には、
本来収納すべき場所からあぶれてしまった可愛そうな”はぐれ積みプラ”でございます。
 この秋に、二世帯同居の我が家庭内で大がかりな部屋の入れ替えを行いますので、
その時にでも本当に積んで残したい物と、諦めて縁を切る物をより分けて、このHPを使って放出をしてみようかと思います(ホントか?)。


 さて、ここんとこ車模型から離れていましたが、また戻ることにします。
赤い豚を期待してくれた極々一部の方、誠に申し訳ない(笑
 実はデスね、ヒロのT97って1/20のキットがあるんですが、当初は一夏全部使うくらいの気構えで、
それを作ろうとしたんです。で、先ずはエンジンブロックからと思って、パーツ見たら、
V6エンジンなのに水平対向ボクサーエンジンみたいにブロックパーツが開いちゃってんです。
イキナリだったので、こっちもイキナリ萎えました(笑。これって、私の持ってるキットだけ?経変??
結局箱に戻して積みコーナーにリバース。
 んじゃぁどうしようか?バットモービルでも作って「車だよ~ん」とお茶濁すか??とか色々考えてるうちに、

TameoのWilliams FW18です。以前のエントリーで出てきたことがある食いかけキットを思い出す。
キットが出て直ぐに買ったので10年くらい前になりましょうか。で、食いかけなのは良いんですが、
何をどうしたのかサッパリ覚えていません。かろうじて、足回りはキットの黒染めをそのまま使おうと、
吊しのまんまでホイールセッターまで込みで組んじゃってましてね、ここからも姿勢としては実に適当な挑み方だった気がします。
で、先述のT91の製作時に、ついでに風呂に入れて塗装を引っぺがしてみたら、ハンダとポリパテが混在した状態で、
スジ彫りだのカウルエンドだのの処理も笑うくらいやっつけ仕事。
多分この頃から、メタルやハンダを使う事を製作の中心にした気がしますから、その過度期の食いかけって事のようです。
 
 で、遠いお空のお星様プロフィニッシャーになってしまわれたokiさんのページで、
氏がFW18を作り始めたのを見て「あ~、そういやこれも食いかけだった」と再び思い出しましてね。
私もとっとと片付けてしまおうと思い立ったのでありました。
 以前、ST27のロータス79を作り始めたとき、これまたプロフィニッシャーのBORAさんが、全く同じキットの製作記を開始され、
それ見てたら、
「ああ、自分のはこんなにこんなに綺麗にはなれないわ。(美形ニューハーフの口調で)
って感じで萎えちゃって中座したことがありましたがw、このFW18も氏が製作を再開すると中座してしまう可能性がありますんで、
表題の末尾に「その1?」とクエスチョンが入っとるとですよww。

 作業としては、先ず「10年前の自分が何をしようとしていたか」を把握することから始めます。
要するに、アセトン溶液に纏めて放り込んで振り出しに戻すわけ。ボディーの方は、一回落としてサフ吹いてますが、
今回此方も改めて作業をリスタートすることにします。

 一応車高なんかは既に出てますんで、インダクションポッドの穴開けという、これまた面倒くさいトコから始め。

御約束の洋白線で枠を作ってポッド入り口にハンダ付け、ついでにアセトンで、
パテが取れて穴がガタガタで不細工になったクレーン吊り下げ用の穴もメタルで埋めちゃいました。

 また、サイドポンツーン直前でコクピット脇に有る電子器機冷却用インレットのスリットをチマチマ開口。
ここ、当初は単なる型ズレだと思いこんだらしく、御丁寧にパテでツライチ化されてましたw。

 右側面の給油口は、どうやらリアクトの給油口を埋め込もうとしたらしく大穴が開いてます。

 穴の状態があまり良くないので埋めて開け直そうかとも思いましたが、仮組みしてみると、
周囲を綺麗に均せば意外とイケそうな感じだったので、取り敢えず現状維持。カウルエンドのアウトレットや後端部には、
裏から削り込んで薄々化しておく必要があります。薄々攻撃っていう言葉がありますが、あれ聞くとどうしても
こういうの彷彿としてしまう。テレビの前のみんなも同じに違いない。

 ウィング類は、吊しのまんま瞬着で組んでたらしく、アセトンの中でバラバラになりました。
バラバラになったついでに、フロントウィングはメインウィングとフラップを鋸で分離。


 リアもクラッシュパッドに接続されるロワー部がメタルで、メインとフラップが一体だったので、
鋸で切り込みを入れて隙間を出しました。

 肉眼ではもういいだろうと思ってたけど、こうして画像で拡大すると、未だ随分ガタガタな感じ。
やはり1/43には、ヘッドルーペの倍率も増やしてかかるとかしないと、状態が把握しにくいですな。

 足回りは、この状態からであるにも拘わらず、サンポール原液に突っ込み、小一時間してから引き上げて、
表面の黒ずみを取ってみた。ハンダをエッジに盛って削って翼断面ってコースですが、
もう折組しちゃってるので、間違いなく当初の車高調整が無駄になるな(笑

 ロワー以外のウィングは、脇の小羽含めてエッチング。脇の小羽は実車だと上下二分割構成ですが、
キットだと単に一枚のエッチングを折り曲げるだけ。ここも二つに分けようかと考えたけど、今のところサボるつもりっす。

 余談として、今回の作業では、yoshiさんから以前情報を聞いて使ってみたかった
タミヤのハードコートやすりPROを使ってみたんですが、メタルや洋白がプラの用にメタクソ削れます。

バローベがネチネチ削れる感じとすれば、ハードコートPROはザックザク削れます。
刃の硬さと言い切れ味のシャープさと言い、非常に使い易いヤスリです。
この性能でもっと小型な物や、平型とかを出してくれるといいのにって感じ。
ただ本当に削れすぎるので、笹型でこの大きさだと使いどころは限定されますな。

 うーーーん、モチベーションは微妙ですなぁ(笑
コメント (10)
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