碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

「東京物語」と小津安二郎と「東京物語」

2014年01月12日 | 書評した本たち


生誕110年&没後50年ということで、最近、小津監督や小津作品に関する本が出ています。

つい先日も、こんな新書と文庫本が。

梶村啓二 『「東京物語」と小津安二郎』(平凡社新書)

貴田 庄 『小津安二郎と「東京物語」』(ちくま文庫)


どちらもちゃんとした内容の本ですが(文庫もオリジナル)、タイトルは、あまりに、よく似ていて・・・・。

いえ、それだけなんですけど(笑)。





今週の「読んで、書評を書いた本」は、次の通りです。

岡田秀文 『伊藤博文邸の怪事件』 光文社

鎌倉孝夫・佐藤優 『はじめてのマルクス』 金曜日

高村 薫 『作家的時評集 2008~2013』 毎日新聞社

* これらの書評は、
  発売中の『週刊新潮』(1月16日迎春増大号)
  読書欄に掲載されています。