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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

【気まぐれ写真館】 HOTEL(大阪)

2013年07月31日 | 気まぐれ写真館

「孤独のグルメ」は、松重豊の”ひとりツイッター”ドラマ

2013年07月31日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評
(日刊ゲンダイ 大阪版)


日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。

今回は、テレビ東京のドラマ「孤独のグルメ シーズン3」について書きました。


「孤独のグルメ」テレビ東京
キモは松重豊の”ひとりツイッター”

昨年このコラムでも取り上げたテレビ東京「孤独のグルメ シーズン2」が、ソーシャルテレビ・アワード2013の「日経エンタテインメント!賞」を受賞した。一見、ソーシャルメディアとの連動性は薄そうだが、ツイッターなどへの投稿が非常に多いというのだ。

この夏、堂々の「シーズン3」が始まった。主人公はお馴染みの井之頭五郎(松重豊)だ。個人の輸入雑貨商だが、仕事の描写はごくわずか。商談で訪れた町に実在する食べ物屋で、松重が一人で食事をするだけなのだ。

基本的には東京エリアが舞台だが、先週は伊豆急に乗ってのプチ出張。川端康成「伊豆の踊子」で知られる河津町でグルメした。

食したのは名物のワサビを使った「生ワサビ付きわさび丼」だ。カツオ節をまぶしたご飯に自分ですりおろした生ワサビを乗せ、醤油をかけて混ぜるだけの超シンプルな一品。しかし、重の表情でその美味さがわかる。

しかもそこに、「おお、これ、いい!」とか、「白いメシ好きには堪らんぞ~」といった心の声がナレーションされると、見る側も俄然食べたくなってくる。

そう、このドラマのキモは口数が少ない主人公のせりふではなく、頻繁に発する心の声、つまり「つぶやき」にあるのだ。いわば松重の「ひとりツイッター」ドラマであり、ソーシャルテレビ・アワードの受賞も納得だ。

(日刊ゲンダイ 2013.07.30)

大阪の教え子たちと

2013年07月31日 | テレビ・ラジオ・メディア

勉強会の後、大阪にいる教え子たち(慶応SFC碓井ゼミOB)
が集まってくれました。

ふだんはライバル関係にある、3つの放送局に勤務する3人。

急な大阪行きだったにもかかわらず、嬉しいことです。

楽しい時間を、ありがとう。



お店の近くで威容を誇るABC朝日放送

大阪のMBS毎日放送で勉強会

2013年07月31日 | テレビ・ラジオ・メディア

久しぶりの大阪。

茶屋町の毎日放送へ。

3時間におよぶ、怒涛の勉強会でした。



毎日放送の三村景一・常務取締役は大学の同期



MBSのキャラクター「らいよんチャン」