札幌駅で空港行きの列車に乗った途端、猛烈な雪になり、「視界不良のため減速します」のアナウンスがあって徐行運転。
それでも千歳駅で途中下車して、我が食堂である「柳ばし」に立ち寄った。

暖簾をくぐれば、おとうさん、おかあさんが元気な声で「お帰りなさい」と言ってくれる。

今回は、どうしても「生姜焼き」が食べたくなって注文。
私のお気に入りの一つです。
おかあさん特製の「呉汁(ごじる)」と共にいただきました。
「大豆を水に浸し磨り潰したペースト」を呉というんだね。
一緒に出てきた「おから」も絶品でした。

ごちそうさまです。
空港では、すでに「雪のための遅延」が発生していて、私は予定より1時間早い便に変更。
雪は衰えることなく降り続け、本を読みながら待ち続ける。
ときどき聞こえてくるアナウンスは、他の路線の「欠航」だったりして。
とはいえ、千歳科学技術大学での単身赴任時代、東京ー千歳を6年間で250往復した経験から、どのくらいの強さの雪で、東京行きが欠航になるのか、大体わかります。
だから、「この時間で、この程度の降りと明るさなら、まあ何とかなるよなあ」と思っていました。
結局、「予定より1時間早い便」が出発したのは、その便が出発するはずの時間から2時間半後。
飛んでくれて、よかった。
その後の「元々乗るはずだった便」がどうなったのかは知りません(笑)。
北海道脱出、危機一髪でありました。