碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

グルーブラインの「クイズマスター」

2010年02月04日 | テレビ・ラジオ・メディア

大丈夫かなあ。

心配だなあ。

大好きなラジオ番組『Groove Line グルーブライン』(J-WAVE)。

その中の、これまた楽しい「常盤薬品クイズマスター」のコーナーのことである。

何しろ、「常盤薬品の社長がストーカー容疑で逮捕」だもんなあ。

びっくりだ。

まさか、コーナー丸ごと“お取りつぶし”、いや“自粛”てなことには・・・。

昨日は、大学の入試などもあり、番組を聴けなかったけど、ピストン西沢さんは、この件に触れたのか、触れなかったのか。

最近、ピストンさんが「クイズマスター」のコーナーの前に(勝手に)やってる、「眠眠打破」の“勝手CM”もいいし、「南天のど飴」の、あの女性の高い声で歌うダジャレ系CMソングも、結構好きなんだけど。

やはり、心配であります。

人気急上昇中のNHK『ダーウインが来た!』

2010年02月04日 | メディアでのコメント・論評

『日刊ゲンダイ』で、NHK『ダーウインが来た! 生きもの新伝説』についてコメントした。

放送は、日曜の19時半から。30分のドキュメンタリー枠だ。

それが最近は視聴率12%台をキープしている。

「バラエティーを見ない人が増えて人気急上昇」という見出しの記事にいわく・・・


金も人も糸目をつけないNHKだからという見方はあるが、視聴者を納得させる内容は評価していい。

東京工科大教授の碓井広義氏(メディア論)がこう言う。

「日曜19時台という“銀座の目抜き通り”のような時間帯で、タレントなしで12%は立派。

視聴者は民放のおバカバラエティーではない知的エンタメを見たいと思っていて当然。それが視聴率に結びついている。

今やバラエティーは、安心して親子で見ることができる番組ではなくなっているし、『龍馬伝』を見る前に『ダーウイン』、という視聴者が増えているのでしょう」


・・・“生きもの”のドキュメンタリーといえば、イギリスのBBCやディスカバリー・チャンネルなどが有名だが、『ダーウイン』には、それに勝るとも劣らない内容のものが登場することがある。

こういう時、「受信料は惜しくない」(笑)と思ったりするのだ。